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焼鳥の名店! 恵比寿の隠れ家で比内地鶏と日本酒を楽しむ【Gina日本酒部 Vol.8】


#Gina日本酒部#つまみ#日本酒

今回は、私がもう10年くらい通い続けている恵比寿の『焼鶏 松本』さんをご紹介!
当時勤めていた会社の社長に連れて行ってもらい、初めてソリレスを食べた時に「この世にこんなに美味しい焼鳥があるのか…!」と衝撃を受けたのが始まりでした。転職後もずっと通い続け、今に至りますが、先日も友人と「そろそろ、アレの季節じゃない?」とウキウキわくわくで伺ってきました。

まずは自家製ジンジャーサワーで乾杯。生姜が効いていながら程よく甘みもあって、1杯目はいつもこちらを頼みます。

そして「アレ」とは……とうもろこしの刺身!
目隠しして食べたらフルーツと間違えるくらい甘いです。夏の時期限定のとうもろこしの刺身は、今まで連れてきた人みんなが絶賛するお味。暑くてつらい夏も、この楽しみがあるから頑張れます。

鶏皮ポン酢
ねぎ塩ユッケ
もも肉のたたき

焼鳥の前に、鉄板の一品料理から。
比内地鶏なので、鶏皮ポン酢も普通の鶏肉のものとは違って、コリコリプリプリの歯ごたえ。
ねぎ塩ユッケは、ごま油・塩・ネギという最強の組み合わせで、つまみでもご飯とでも最高に美味しい。
もも肉のたたきは、下に敷かれたネギと一緒に食べると、皮の脂の旨みと肉のジューシーさを引き立ててくれます。

アスパラボイル

そして、このアスパラボイルがまたすごいんです。太くて立派なアスパラが絶妙な茹で具合で、提供される時は冷やされた状態なのですが、パキッとした歯ごたえが神がかっています。家でアスパラを茹でてみても、どうしてもこの歯ごたえにならないんですよね。なので、私は自分でやることはもう諦めて、アスパラボイルは松本さんで食べると決めています。

菊姫 山廃純米/菊姫合資会社(石川県)

いよいよ日本酒時間に突入。山廃ブームの先駆けとなった菊姫山廃純米は、好きな方も多いのではないでしょうか。かわいらしい名前とは裏腹に、どすんとした重みと味わいがあります。濃醇で力強く、熱燗でも美味しいですが、今の時期は冷でいただくのがオススメ。このグラスも氷のような見た目で、涼やか。

焼鳥1本目は「ソリレス」。こちらは、もも肉の足の付け根の部分にある小さな部位。私はこれが一番好きで、必ずおかわりします。皮はパリッとお肉はじゅわーっとジューシーで、少し強めに振られたお塩でまたお酒が進む進む。

そして、二番目に好きなネック。よく動かす場所だからか、弾力がすごいです。こちらもすごくジューシー。

こちらはむね皮。胸肉って、パサパサしたイメージが強いと思うんですが、このむね皮はしっとりしていてパサつきは一切ありません。また、皮がパリジュワで、むね肉のあっさり感と良いバランス。

澤屋まつもと 純米酒/松本酒造(京都府)

二杯目は、日本酒部Vol.1でもご紹介した、大好きな澤屋まつもとの純米を。どっしりしつつも甘みがあって、塩気の強い食事とも良く合います。冷ももちろん美味しいのですが、冬場はぜひ熱燗で飲んでいただきたい。梨のような香りがふわっと鼻を抜けていきます。

お次は砂肝。この歯ごたえがたまらん…! 砂肝は鉄分が豊富で貧血の予防や改善に効果あり。美味しく健康になれるのは嬉しい。脂質も少ない良質なたんぱく質なので、ダイエット中でも食べやすいですよね。

ぼんじりは、外側はカリッカリなのに噛むと中から脂と旨みが溢れてきます。外側やわらかめのぼんじりも多いですが、私は断然カリカリ派。

山形正宗 夏ノ純米 花火ラベル/水戸部酒造(山形県)

ラベルからして、「夏が来たー!」と叫びたくなるお酒。フルーツのような香りもしつつ、それでいてスッキリ爽快なキレ味。少しの酸味が暑い夏にぴったり。どんなお料理にも合う名プレイヤーです。屋形船で花火を見ながら一杯…なんて妄想が膨らみます。

こちらも女性に嬉しい「はつ」。アミノ酸、ビタミンB1、鉄分が豊富なので、夏の疲れにもぴったり。臭みも一切なく、はつってこんなにやわらかくてジューシーなのか…と驚かれると思います。焼き加減が本当にちょうどいい。

そしてそして、焼き鳥の女神…白レバー! この白レバー、プリンかな?と思うくらいトロトロなんです。炭のスモーキーな香りがふわっとして、甘じょっぱいタレをたっぷりつけて食べるともう至福。飲み込むのが惜しいくらい美味しい。数量限定&日によっては入荷がない時もあるので、食べられたらラッキーです!

〆張鶴 純 純米吟醸/宮尾酒造(新潟県)

最後の一杯は、〆張鶴 純にしました。宮尾酒造さんが目指しているのは、「何杯飲んでも飽きず、料理に合ううまい酒」。まさにその通りで、日常にあって欲しいお酒です。まろやかなのに後味はすっきり。お料理の邪魔をせず、そっと寄り添ってくれる味。

〆は鶏雑炊! ぷりっぷりの鶏肉と、とろとろの卵と美味しいお出汁が体に染み渡るー。どんなに飲んで食べてお腹いっぱいでも、雑炊は食べられる不思議。冬はきりたんぽ鍋もあるので、みんなでわいわいお鍋を囲むのもオススメです。

今回は「焼鶏 松本」さんで、美味しい焼鳥と日本酒をいただきました。店主の松本さんは、備長炭の前で黙々と美味しい瞬間を見極めながら焼いてくれるんですが、「ごちそうさまでした!」のご挨拶の時に、ニコッと笑ってくれる笑顔がとても素敵です。店員のお姉さんも、いつも笑顔で本当に感じが良く、お二人の人柄がお料理をさらに美味しくしてくれているように思います。
そんな、私の大好きな「焼鶏 松本」さん、焼鳥好きな方はぜひ行ってみてくださいね!

焼鶏 松本
東京都渋谷区恵比寿西2-11-8 ROOB5 1F
03-3462-5009

編集 T

趣味・好きなこと:美味しいものを食べ、美味しいお酒を飲むこと/動物とのふれあい
休日○○してます:友人とせんべろ旅をしたり、お店を新規開拓したり、酒フェスに参加して新しいお酒との出会いを楽しんでいます。

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