トップ / WORK&MONEY / 高園あずさの「NEW DUAL LIFE!」 / [NEW DUAL LIFE! vol.3]“コミュニケーションだけは。”

[NEW DUAL LIFE! vol.3]“コミュニケーションだけは。”


#二拠点生活#子育て#結婚#高園あずさ

「テレワーク」、「ワーケーション」、「デュアルライフ」など、一つの場所に縛られない働き方や生活スタイルがハイスピードで広がりを見せる時代。

Ginaでもおなじみ、フリーランス クリエイティブディレクター高園あずささんも二拠点生活をスタートさせた一人。昨年の春に約8年間務めていたUngridディレクターを卒業し、時を同じくして東京から大阪へ移住しました。

この連載では、仕事と育児に奮闘する高園さんの二拠点生活の様子をお届け。

一度別れた期間はありながらも、学生時代から交際がスタートし気づけば15年! 今では家族であり、良きパートナー。今回は、交際当初から二拠点生活を送る現在に至るまで、変わらず円満関係をキープしている高園さんの「良き夫妻関係」について、そのコツやルールなどを語ってもらいました!



夫婦間でのルール……?? んー、ないんです。。。

お風呂を最後に入った人が洗う、っていうルールくらいかな(笑)。

むしろルールを作らない。というのがルールなのかもしれない。


でも、意識していることはあります。


家族のことでいったら他の家族と比べないということ。

私たちの家族もどこの家族も本来 “オリジナル” なはず。

他の家はこうだからこうしよう!とか、こうあるべき!

という考えは持たないようにしています。

これからもいろんな壁にぶち当たると思うけど、その都度、家族で解決していこう!と

夫からも言われていて、付き合っている頃から“二人三脚”というのを

とても意識していました。

同じチームだからお互いに思いやりをもって接すること。

夫婦間のコミュニケーションはすごく大切にしています。


でも、子供がいたり、仕事が忙しかったりすると、

夫婦だけの時間をとることってなかなか難しいんですよね!

今は大阪に引っ越して生活がガラリと変わり、

スローな時間を持てるようになったことで夫とも無理なく会話できていますが、

東京にいた頃は今思えば結構ハード。

夫は仕事で朝8時に家を出て帰ってくるのは24時頃という生活リズム。

土日もほぼ仕事だったので、コミュニケーションをとることが難しくて。

なので、当時は21時に子供の寝かしつけをしながら、

私も一緒に一旦寝落ちして、その後23時に毎晩アラームをかけて、

そこから夫の分のご飯を作って、24時に彼が帰宅したら一緒にご飯を食べる、という日々を送っていました……。

なんか文字にすると大変さだけが伝わっている気がしますが(笑)。

そうやってあえて時間を作ってコミュニケーションをとらないと、

夫婦の時間なんて全くなかったなぁ。

そのひと時が唯一コミュニケーションがとれる時間で、

仕事や家事、育児の話をしていましたね。

特に仕事の話は、立場や性格上あまり人に話せるタイプじゃなかったので、

夫に話すことで思考を整理していました。

私と真逆の性格の彼だから、また違った視点で意見をくれて、

信頼している人に自分の素直な心の声を吐き出せるって

かなり大事な時間だったんだなぁ、と今振り返ると思います。

今もあえて二人で話す時間を作るようにしていて、

子供たちがスクールに行っている間、仕事の合間に時間を合わせて、

一緒にランチに行ったり。

やっぱりそこでも、仕事の話か子供の話がメインになっちゃうんですが(笑)。

最近は旅行の計画や家の話、将来の話をしている時間がとにかく楽しくて好きです。

日々そうやって意見を投げ、話合っているので、

大きなケンカは付き合っていた当時からほぼないです。

彼が寛大で優しい、っていうのもあるけど(私は短気 笑)。
ルールはないけれど、
コミュニケーションだけはこの先も大切にしよう!したい!と思っています。


それから仕事のこと。

昨年独立し、仕事の幅も広がってきました。


肩書きは、フリーランスのディレクター。


もう今この時代、肩書きが必要なのかは謎ですが、自分が何者なのかを一言で紹介するためにも、一応。

裏方でクリエイティブアドバイザーとしてブランドのコンサル業や

アパレルのPR担当の人材育成をしたり、

表に出ることでいえば、ブランドとのコラボやPR(インフルエンサー)業ですね。

今はまだお知らせができないけど、

今年もコラボ情報があるのでまたお知らせさせてください!

昨年末に手がけた、洋服の青山とのコラボレーション「AOYAMA×AZUSA TAKAZONO」。

ビジネスからオケージョンまで使えるセットアップを制作しました。

今年も新たなコラボアイテムを制作中なのでお楽しみに!


さて次回は、「高園さん、忙しいときの家事どうしてる?」をテーマに語ってもらいたいと思います。



Interview_Mio Nemoto Edit_Ayaka Ono〈Gina〉

高園あずさ

1989年9月24日生まれ。佐賀県出身。2014年〜2021年まで、Ungridクリエイティブディレクターとして活躍。2022年に独立。現在はアパレル、ビューティ、空間プロデュース、コンサルなど活動の幅を広げている。2022年春より、東京と大阪を行き来する二拠点生活をスタートさせた。

1989年9月24日生まれ。佐賀県出身。2014年〜2021年まで、Ungridクリエイティブディレクターとして活躍。2022年に独立。現在はアパレル、ビューティ、空間プロデュース、コンサルなど活動の幅を広げている。2022年春より、東京と大阪を行き来する二拠点生活をスタートさせた。

ranking ranking
sofficial_Instagram
icon
gina_mag
Gina編集部
  • Gina編集部から読者の皆様へ大切なお知らせ

いつもご愛読ありがとうございます。
弊社は長く皆様にご支援いただきましたファッションウェブサイト『Gina Web』を、2024年12月27日(金)をもって、全コンテンツの配信を終了し、閉鎖することといたしました。

2011年に雑誌『Gina』第一号を発行してから13年間、格別のご支援、ご協力をいただきまして誠にありがとうございました。

読者の皆様、関係者の皆様、この場を借りて編集部一同、心より御礼申し上げます。

Gina編集部 一同

[本件に関するお問い合わせ先]
general-info@bunyusha-p.com
上記までご連絡ください。返信は最大2営業日程度かかることがございます。あらかじめご了承ください。