マイスタイルを確立しているお洒落な人は、欠かせないキーアイテムと譲れないポリシーを持っている。故にワードローブには同じようなアイテムばかり、なんてことも。でもそれは決してネガティブではなく、その人“らしさ”の証。
今回は、AMERIディレクター・CEOの黒石奈央子さんが偏愛するジャケットについて、ワードローブから愛用アイテムと“何故ジャケットなのか”、その理由をインタビューしてきました! 黒石さんファン必見です♡
【AMERI・黒石奈央子さん】愛すべき“ジャケット”コーデ3選
AMERIディレクター・CEO 黒石奈央子さんのジャケットへの偏愛
「ジャケットはこの他にもクローゼットに20〜30着くらいはあると思います。テーラードでも襟の太さやカッティングが微妙に違うもの、ノーカラー、スカラップカラー……集めているという感覚よりは気付いたら増えているという感じ。
その魅力は、ジャケットが持つ凛とした佇まい。低身長ということもあってジャケットを羽織るとコーデがピリッと締まって、カッコ良くこなれた印象になれるんですよね。季節や気分で素材や色味を変えながら、年中着ています。アメリでも必ず毎シーズン2~3着は作っていて、今日撮影したAやDは、軽やかにまとえる春夏のジャケット。この2着を最近よく着ていて、暑いときはカバンに入れてもかさばらず、冷房が効いたオフィスでもサラっと羽織れるシアー生地が気に入っています。
今日のスタイリングのようにジャケットをワンピ×パンツとレイヤードするのも無条件でオシャレに見えるので好み。袖をロールアップさせたり、デコルテラインがのぞくように肌を見せたりしながら“ダボピタ”のバランスを意識しています」
A.AMERI
伝統的な和服にも使用されているような風通ジャカード生地が心地良い。絶妙なとろみ具合と光沢、シアー感にこだわって作った一着。ジャケット¥33,000/アメリ(アメリ ヴィンテージ)
B.JIL SANDER
ネイビーや黒はたくさん持っていましたが、テラコッタは意外と初めてで新鮮! カジュアルに振りたい日に◎。ジャケット/ジルサンダー(本人私物)
C.AMERI
秋冬ものの先見せです。無駄を削ぎ落としたノーカラーと型崩れしにくい素材で、個人的にも気に入っています。ジャケット¥33,000[9月上旬発売]/アメリ(アメリ ヴィンテージ)
D.AMERI
最近のスタメン。細やかな千鳥格子柄のジャケットってなかなか出合わないので、作っちゃいました。上のAのジャケットと柄違い。ジャケット¥33,000/アメリ(アメリ ヴィンテージ)
E.SAINT LAURENT
ハート型の装飾とスカラップのカッティング、品のある美しい生地……唯一無二の存在感に一目惚れして、ショップに問い合わせ手に入れた一着♡ ジャケット(サンローラン)/本人私物
F.BOTTEGA VENETA
キルティングデザインに惹かれて購入したシャツジャケット。今年はトレンドを取り入れたクロップト丈にトライしたい。ジャケット(ボッテガ・ヴェネタ)/本人私物
Gina 2023 Summer
Photo_Kousuke Matsuki Edit&Text_Mio Nemoto ReEdit_Ayaka Ono〈Gina〉