【女性が感度を高める鍵♡】パートナーシップとフェムケアについて【アラサーからのフェムケア習慣 Vol.14】
フェムケアって具体的に何をどうしたらいいのか悩んでいるアラサー女子も多いはず。
株式会社moN代表取締役・一般社団法人future beauty協会代表理事を務める西田美華さんに、基本から応用まで詳しく教えていただきます。正しいフェムケアをするためにも、ベースの知識をつけておきましょう!
フェムケアは、単なるケアの枠を超えて、女性の感度を高める重要な役割を果たします。この「感度」とは、身体的な感覚だけでなく、心や脳が刺激にどのように反応するかという包括的なものです。フェムケアを通じて、女性は身体に触れるだけで心地よさを感じ、脳が反応するような状態を作り出すことが可能です。
脳と身体の反応
美と満足感を生む仕組み
触覚や感覚刺激により、脳内ではオキシトシンやセロトニンといった「幸福ホルモン」が分泌されます。これにより、女性はストレスが軽減されるだけでなく、内面から美しさを引き出す力を高めます。
ハーバード大学の研究でも、ポジティブな感覚刺激が脳に与える影響が示されており、これは心と身体の健康に大きな寄与をすることが明らかになっています。具体的には、優しい触れ合いが脳内の神経伝達物質を活性化し、自己肯定感や満足感を高めるとされています。
優しさが生む美しさ
心と身体のつながり
女性が美しくなる一因は「優しくされる」ことによる心の満足感です。これは、生物学的にも心理学的にも裏付けられています。心が満たされることで、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑えられ、血流や肌の状態が改善されるという研究結果があります。
このように、外見の美しさは、内面の充実感や幸福感の反映といえるのです。
パートナーシップを育むための第一歩
男性とのパートナーシップを築く際に重要なのは、相手に「求める」ことよりも、自分自身が何を求めているのかを知ることです。これは、身体が教えてくれるサインに気づくことから始まります。フェムケアを通じて自分の身体や感覚と向き合い、何が心地よいのかを知ることで、相手に対しても自然体で向き合うことができるようになります。
ハーバード大学の理論が示す生物学的視点
ハーバードの生物学的理論では、身体的な感覚刺激が脳やホルモンの活性にどのように影響するかが詳しく説明されています。例えば、オキシトシンはパートナーとの信頼感や親密さを高める働きをします。これを促進する触覚刺激やケアの重要性は、科学的にも証明されています。
まとめ
フェムケアは、女性が自身の感度を高め、身体と心のつながりを深めるためのツールでもあり、身体も心も満たされることで結果的にパートナーシップもより良いものとなります。相手に求めるのではなく、自分自身を理解し、感覚を通じて気づきを得ることこそが、理想的な関係を築く第一歩です。そして、そのプロセスを優しく見守るフェムケアこそが、女性を美しく、満たされた存在へと導く鍵となるのです。
西田美華
一般社団法人future beauty協会 代表理事
株式会社moN 代表取締役
20年にわたり延べ2万人以上の女性と向き合ってきた経験と、自身の子宮頚がんの経験から、美容健康を語るなら“膣やバストは外せない”がモットーに。
性教育と自立する女性社会の経済を担うことを心から願い活動中。
“心と身体と経済”の土台を創る女性起業家。
一般社団法人future beauty協会 代表理事
株式会社moN 代表取締役
20年にわたり延べ2万人以上の女性と向き合ってきた経験と、自身の子宮頚がんの経験から、美容健康を語るなら“膣やバストは外せない”がモットーに。
性教育と自立する女性社会の経済を担うことを心から願い活動中。
“心と身体と経済”の土台を創る女性起業家。
関連記事
- フェムケアのプロが教える♡ 意外なアイテムを使った究極のフェムセルフケアとは?【アラサーからのフェムケア習慣 Vol.13】
- 女性ホルモンの減少が自律神経の乱れに! フェムケアで自律神経を整えよう♡【アラサーからのフェムケア習慣 Vol.12】
- 【気になるおりものケア】どこまでが健康的な量なの? おりものシートってどうなの? なかなか人に聞きにくい話題について解説【アラサーからのフェムケア習慣 Vol.11】
- デリケートゾーンに悩みがある全アラサー女子へ! お悩みTOP3の【かゆみ/ムレ/ニオイ】の原因とケア方法からおすすめの下着の選び方まで♡【アラサーからのフェムケア習慣 Vol.10】
- 気になる!《アンダーヘアの処理問題》VIO脱毛はした方がいいの? 気をつけるべき点について詳しく解説【アラサーからのフェムケア習慣 Vol.9】