年齢問わず、誰もが憧れる小顔。顔は人の印象を大きく左右する部位の1つです。顔が小さいと、それだけでかわいく見えたりスタイルがよく見えたりしますよね。「でも自分はもともと顔が小さいわけでもないし……」と感じている人もいるかもしれません。ですが、小顔体操を行うことでスッキリした小顔になれる可能性は十分にあります! そこで、今回は手軽にできる小顔体操について、ヨガインストラクターの高橋かなこさんに教えてもらいました!
いつでもどこでもOK! 小顔体操のメリット
小顔体操には多くのメリットがあります。
どこでもできる
特別な器具や広いスペースなどは一切不要なのが小顔体操です。そのため、場所を選ばずどこでもすぐにできるのが大きなメリットのひとつといえます。決まったタイミングなどもないので、会社に行く前やお風呂上がりなど、自分のタイミングで行えますよ。
妊娠中でもできる
妊娠中は体への負荷を考えて、思うように体を動かせませんよね。しかし、小顔体操は妊娠中でも気兼ねなく行えます! 妊娠中は赤ちゃんを守るためにどうしても体重が増加してしまいますが、小顔体操を継続することで顔には脂肪がつきづらくなります。顔は見た目の印象にかなり影響があるので、顔に脂肪がつかないだけでも「太った」という印象が薄くなりやすいですよ。
しわ・たるみ・むくみの防止につながる
小顔体操は、顔の脂肪をなくすこと以外にも、しわやたるみ予防にも効果が期待できます。顔にしわやたるみがあるだけで、一気に老けた印象になってしまいますよね。普段人と顔を合わせて話す機会が少なかったりデスクワークが多かったりすると、表情筋を動かさない時間が多くなり、しわやたるみの原因になります。また、表情筋を動かして顔の水分代謝を促すことで、むくみの解消・予防にもつながるので、若々しくスッキリとした顔をキープしやすいです。
プロ直伝! 3分でできる小顔体操
ここからはスキマ時間にできる小顔体操をご紹介します! 簡単にできますが、普段表情筋をあまり使えていないと、体操を終えたあとは意外と疲労感があるかもしれません。表情筋は顔の皮膚とつながっているので、やりすぎはかえって顔のたるみにつながる可能性も否めません。まずは記載している回数、秒数を目安に行うようにしましょう。
また、表情筋を大きく動かすので、人が多い場所で行うのは恥ずかしいかもしれません。可能であれば、人目の気にならない場所で行うのがよいでしょう。使うのは顔だけなので、仕事や家事をしながらでも実践できます。自分のタイミングでぜひ試してみてくださいね。
舌を回す体操
口の中で下を回す体操です。歯の表面(なるべく遠く)をなぞります。左右10回ずつを目標に行いましょう。
「あいうべお」体操
【あ】顔のパーツすべてを外側に開くイメージで口を大きく開ける。
【い】口を横に伸ばす。
【う】口をしっかりすぼめて、顔のパーツを中心に寄せる。
【べ】舌を思いっきり出す。
【お】口を縦に開く。
【あ】〜【お】を1セットとし、10回行いましょう。
あごを突き出す運動
手を鎖骨あたりに添えて、顔を斜め上に向けます。下唇を突き出して、前の首筋の伸びを感じながら、口から息を吐き出します。1回あたり30秒程度を目安に行いましょう。
顔をスッキリさせるには漢方もオススメ
小顔を目指すため、体の外側からのアプローチ方法として小顔体操をご紹介しましたが、内側からのケアも大切です。そこでオススメなのが漢方薬です。漢方薬は、「水太り」「脂肪太り」「むくみ」などの症状に効果が認められています。
顔回りをスッキリさせるためには、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。
・代謝を上げてあげる
・脂肪の吸収を抑える
・脂肪燃焼をサポートする
・水分の循環をよくしてむくみを改善する
漢方薬は、自然由来の生薬でできているので、一般的に西洋薬よりも副作用が少ないといわれているのが特徴のひとつです。さらに、根本原因にアプローチするので、脂肪をためにくく、むくみにくい体質を目指せます。
<小顔エクササイズと併せてオススメの漢方薬>
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):体力があまりなく、冷え症で貧血傾向にある人に向いてます。水分代謝を促すことで、むくみに働きかけるとともに、血行を整えることで冷え症も改善します。(※1)
・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう):疲れやすく、汗かきの人に向いています。水分代謝を促して余分な水分を排出することで、むくみや水太りに働きかけます。(※2)
漢方薬は副作用も少ないといわれていますが、初めての場合は何を選べばいいか悩むでしょう。そんな人にオススメなのが、漢方相談サービスです。
「あんしん漢方」は、AI(人工知能)を活用した「オンライン個別相談」があり、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができます。ご自身に合った漢方を選べて、お手頃価格で自宅まで郵送してくれますよ。
小顔体操でスッキリかわいい見た目に♪
顔がスッキリすると、メイクやファッションも楽しくなりますよね。今回ご紹介した小顔体操は、自分が思っているよりも少し大袈裟に行うのがポイントです。そのため、外で行うには少し抵抗があるかもしれません。その場合は、誰もいない家の中で人目を気にせず思いっきり表情筋を動かしましょう。
そして、何より継続することが大切です。ぜひ、無理のない範囲で毎日続けられるように、スキマ時間にトライしてみてくださいね。
<参考サイト>
(※1)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ当帰芍薬散エキス顆粒(医療用)」
(※2)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ防已黄耆湯エキス顆粒(医療用)」
<この記事の監修者>
ヨガインストラクター・ライター
高橋かなこ
2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとしてオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。
自身のダイエット成功経験から、美しい体を作るためには食の大切さや思考も大切だと痛感。同じように悩む人に向けて精力的にメディアでの情報発信を行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。
<漢方監修>
あんしん漢方薬剤師
木村 英子(きむらえいこ)
北里大学薬学部・東京大学大学院医学系研究科卒。臨床検査技師。
厚生労働省検疫所・病院にて公衆衛生・感染症現場を経て、インドアーユルヴェーダの権威ミーナクシ・アフジャ博士に師事。
対症療法ではなく体質を根本改善することの重要さを痛感し、西洋医学をベースに東洋医学からのアプローチを取り入れ、アロマやハーブを活用した情報発信を行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。