Ginaまわりに生息するブラック好きを緊急招集! 「黒」というド定番カラーの奥深い魅力を様々な角度から追跡しました。
今回は黒コーデ率高し!な、モデルでデザイナーの紗羅マリーさんにインタビュー♥ ブラック愛を存分に語ってもらいました!
フラットな私でいられる黒
──SNSでの私服もブラック。撮影現場でもやっぱりブラック。最近、黒コーデ率の高さも相まって良い女感が増している!? と編集部でも評判のモデル、紗羅マリーさん。
「子どもが成長して少し手が離れてきたということもあって、また自分の好きな洋服が自由に着られるようになってきたんです。黒って昔から好きでよく着ていたけれど、子どもと一緒だとどうしても汚れてしまうことが多いからキレイめの黒からは離れていて。
それに子どもが生まれてときに〝もっと明るい人間になろう!〟って、毎日カラーばかり着ていた時期もあって(笑)。だからirojikake(紗羅マリーさんがディレクション&デザインを手がけるブランド)も、初期の頃はブラックの服をひとつも作っていなかったんです。
でもやっぱり自分的にも、ブラックの服を着ているときは落ち着くなということに気づいて。もちろん色はテンションを上げてくれるっていう魅力もあるんだけど。私にとって黒はやっぱり安心できる色。でも簡単なようで一番難しい色でもある。光が当たったときにちょっと残念に見えるブラックもあれば、より一層素敵に見えるブラックもあるから、自分が良いと思える黒をちゃんと選ぶようにしています。最近はメンズブランドで良い黒に出合うことが多くて、久しぶりに今、物欲が高まっているんです!」
MY RULE is…
1.重たくならないように抜け感をつくる
2.プライスにこだわらずに“良い黒”を選ぶ
MY FAVORITE is…
「黒バッグはいろんなサイズを持っていて用途で使い分け。エルメスのバーキンは1泊旅行にも◎。メゾン マルジェラのショルダーはオン・オフ問わずに使える。パトゥのかごバッグは財布しか入らないけどカワイイからパーティ用に」
最近のお気に入りはネイバーフッド×キャサリン ハムネットのコラボスウェットとirojikakeのニットベスト。
「昔オーダーメイドしたルイスレザーのライダースは、体型維持しなくては! と律してくれます(笑)」。
Gina 2022-23 Winter
Photo_Shun Yokoi〈t.h.i.d.a〉 Edit&Text_Mio Nemoto ReEdit_Ayaka Ono(Gina)