洗い方/拭き方を正しくするだけ!? 基本の簡単フェムケアをご紹介♡【アラサーからのフェムケア習慣 Vol.2】
フェムケアって具体的に何をどうしたらいいのか悩んでいるアラサー女子も多いはず。
株式会社moN代表取締役・一般社団法人future beauty協会代表理事を務める西田美華さんに、基本から応用まで詳しく教えていただきます。正しいフェムケアをするためにも、ベースの知識をつけておきましょう!
デリケートゾーン専用ソープや、保湿アイテムなど、たくさんの魅力的なフェムケアグッズが登場しています。
プロダクトはたくさんあっても、知識がないと自分に合ったものを選ぶのは難しいですよね。かゆみ、ニオイ、痛みなどデリケートゾーンのお悩みは人それぞれ!
自分に合った商品や施術を選び取れる知識を持つことで、自分の体を守ることにつながります。
実は日常のある習慣を正しくすることが膣内を整備する手段になり、あらゆる悩みを解決に近づけることができるのです。それは、洗い方と拭き方!
ほとんどの方が正しい洗い方や拭き方を習っておらず、自分の習慣で無意識に適当に済ませてしまっているのが現状です。
この習慣を正しくする、継続することでデリケートゾーンのケアだけでなく美肌や健康、身体の変化、妊活、更年期ケアにも繋がります。
自分に合ったフェムケアグッズを選んで、より活かすためにも、まずは基本のフェムケアを学んでいきましょう!
デリケートゾーンの洗い方
ポイントは【優しく、丁寧に、正しく】
洗い流す時は36度〜38度くらいのぬるま湯で、シャワーを直接あてないように気を付けながら、次の順で洗っていきます。
① 大陰唇
中指と薬指の2本の指の腹を使って、大陰唇全体を優しく撫でるように洗います。強く洗いすぎると黒ずみの原因になるので注意してください。
② 小陰唇
中指と薬指で軽く撫でるように洗います。ペーパーの残りや垢が溜まっていることもあるので丁寧に洗います。
③ 会陰
膣口と肛門の間にある部分も、同じく指で撫でるように洗います。
④ 陰核
汚れが溜まりやすい部分であり、とても敏感な部分でもあるので、特に丁寧に優しく撫でるように洗います。
⑤ 肛門
シワがあって洗いにくい部分ですが、シャワーをあてながらシワを伸ばすように間もしっかりと洗います。
湯船に浸かった時にお尻を広げるように座るだけでもOKです。
ボディソープや石けんを使って洗ってしまうと洗浄力が強すぎるため、お湯で優しく流すか、デリケートゾーン専用ソープの使用をオススメします。
粘膜まできちんと洗うなら、泡立ちが弱い美容液タイプのものがオススメです。
刺激が少なく、肌や粘膜に優しいものを選びましょう。
できれば膣内のpH(約4.5)に近い弱酸性のデリケートゾーン専用ソープが好ましいです。
外陰部の洗浄は、弱酸性のソープで問題ありません。特におすすめはムースタイプのクレンジングです。日々のケアになるので、手軽で続けやすいことは大切です。
【ADEIS】はポンっと置いてパッと流す簡単ケアが可能なので、弊社が取り扱う製品の中でも人気です。クレイが配合されており、汚れをしっかり吸着。ウッディーな香りに癒されながらケアできるのも嬉しいポイント◎
デリケートゾーンの拭き方
●排尿後
尿をペーパーに含ませるように、軽く押さえながらオフする。
※ゴシゴシ拭くと黒ずみの原因になるためNG
●排便後
前から後ろに優しく拭き取る。
拭き方も洗い方と同様に、とにかく『優しく、丁寧に、正しく』
トイレに行くたびに思い出して、デリケートゾーンと丁寧に向き合う意識を持つことが大切です。
正しい洗い方や拭き方をまずは1週間実践してみてください♡
嬉しい変化が感じられるかも…?
そして自分に合ったお気に入りのアイテムと合わせてフェムケアライフを楽しんでくださいね!
西田美華
一般社団法人future beauty協会 代表理事
株式会社moN 代表取締役
20年にわたり延べ2万人以上の女性と向き合ってきた経験と、自身の子宮頚がんの経験から、美容健康を語るなら“膣やバストは外せない”がモットーに。
性教育と自立する女性社会の経済を担うことを心から願い活動中。
“心と身体と経済”の土台を創る女性起業家。
一般社団法人future beauty協会 代表理事
株式会社moN 代表取締役
20年にわたり延べ2万人以上の女性と向き合ってきた経験と、自身の子宮頚がんの経験から、美容健康を語るなら“膣やバストは外せない”がモットーに。
性教育と自立する女性社会の経済を担うことを心から願い活動中。
“心と身体と経済”の土台を創る女性起業家。