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[THE BEAUTY ISSUE vol.1]「香りを着替える」


人気ヘアメイクアップアーティストとして、雑誌や広告、ブランドビジュアルなど幅広いフィールドで活躍する佐川理佳さん。

‟シンプルなのに洒落て見える”。メイクはもちろん、ファッションや佇まい、そして身にまとう空気感まで、私達が求めているセンスの持ち主でもあります。

本連載では、そんな佐川さんにビューティにまつわる様々なトピックを、愛用品や気になるコスメなど、プロ目線で語っていただきます。第1回目は、印象や気分を左右する重要な要素・香りについて。


初めまして、ヘアメイクアップアーティストの佐川理佳です。今月から連載を始めさせていただくことになりました。

普段自分で発信するときはInstagramで写真がメインなので、長い文章を書くのは不慣れな私ですが、ヘアメイクとして今興味があることや、日々思っていることを書いていけたらと思っています。

第1回目は何を書こうかと数日悩みました。最新のスキンケアとか、トレンドのメイクとか……、ヘアメイクとしてそういうものをテーマにした方がいいのかなぁとも思ったのですが、今回は今1番興味がある “香り” をテーマに書かせていただきます。

香りというと、みなさんは何を思い浮かべますか?

私は香水も好きですが、植物から採取される精油(エッセンシャルオイル)を使った芳香療法=アロマテラピーが大好きです。香りが人間の嗅覚を通して脳に働きかける作用やトリートメントによって皮膚に吸収される作用により、自然治癒力を高め、疲れた心身を癒してくれます。

朝起きたとき、スキンケアやメイクをしているとき、スタジオに着いてメイクルームの空気を気持ち良くしたいとき、ランチの後にシャキッとしたいとき、無事撮影が終わり気分をリフレッシュしたいとき、お風呂でリラックスしたいとき、寝付きが悪いとき、休日をゆっくり楽しみたいとき、PMSがつらいとき……etc.

毎日のさまざまなシチュエーションで香りを変えることで、積極的に気持ちを切り替えるようにしています。

今年で36歳。ヘアメイクとして活動を始めて約10年になるのですが、20代はとにかく目標に向かってまっすぐに突き進み、心身を酷使してしまいました。その結果、30歳前頃から体調を崩して手術を受けることになったり、ちゃんと寝たのになんか元気が出なかったり、毎日のように悪夢を見る……といった大小さまざまな不調に直面してきました。

東洋医学の先生のところに通ってアドバイスをいただき、食事や睡眠など生活の基本的なことを見直すことで(詳しくはまたの機会にお話できたら。)、ここ2,3年はかなり復活しています。そんな中で日々をより気持ち良く過ごすために、香りはもはや私にとって毎日を支えて助けてもらっている、なくてはならない存在に。

そこで今回は、私も大好きで日頃から愛用させていただいている、THE PUBLIC ORGANICやARGELANなどで有名なCOLOURSさんのラボでの調香体験をシェアさせていただきます。

(私もいつかこんな素敵なラボを作りたい…)

こちらの凄いところは、ただ好きな香りをブレンドするのではなく、チェックシートを記入し、医療現場でも導入されている測定システムを用いた自律神経の状態測定から始まるところなんです。

まずは、体調などをチェックシートに記入。

そして、自律神経の状態を測定していきます。

実は私、今回こちらに伺ったのは3回目なのですが、初回に測定したときは昼間だったのにも関わらず、グラフの左下の方で副交感神経優位で自律神経の力を示す機能性の値も低い、いわゆるダウナーな結果でした。

©COLOURS

(ブルーのゾーンが理想)

頭では“やらなきゃやらなきゃ!”と思っているのに体が追いつかず自己嫌悪になるということがよくあったので納得。

今回は日頃意識して生活していたおかげか今までほどダウナーではなかったけど、植物療法士の資格を持つ岡野さん、中村さんと相談して(贅沢!!)、やはりもう少し交感神経を優位にさせ、自律神経機能のパワーUPを狙うルームディフューザーを作ることに。

左から ゼラニウム、クラリセージ、フランキンセンス、マグノリア、カモミールブルー、サンダルウッド、イランイランエクストラ、パチョリ

セレクトした精油がこちら。

普段はティートゥリー、ユーカリ、ミント、レモングラス、ハッカなどハーバルで割とパワフルな香りが好みなのですが、今回はもう少しアンバーでまぁるい印象な香りを目指します。

実際に香りを嗅ぎながら、好みと効能のバランスを相談できるのが嬉しい。

さらにここからどれを何滴ブレンドするかが大事。

THE PUBLIC ORGANICのプロダクトでも実際に使われているエッセンシャルオイルをベースにして、セレクトした精油を調香していきます。

この作業が本当に楽しい! メディテーションです♡ 完成したら植物由来のバイオエタノールで希釈して、よくかき混ぜてディフューザー用のボトルに移して完成!

普通のワークショップならここで終わりなことが多いと思いますが、ここでは調香した香りを嗅いで、もう一度自律神経の状態を測定します。

結果はバッチリ、自律神経の機能性・バランス共に向上していました。自分でセレクトしてブレンドしているので好きな香りなのはもちろんですが、香りがもたらす心身への影響をデータで可視化できるところが凄く嬉しい!

ここに書ききれないくらい、岡野さんと中村さんから今回いろいろなお話を聞かせていただきました。今後はただ好きというだけじゃなく、スクールに通ったり勉強したりして、いつか植物療法士になることがヘアメイクとしての次の夢です。


このCOLOURSさんのワークショップ、コロナの影響でしばらくお休みしていたそうなのですが、2023年の年明け頃から再開するそうです!

詳しい情報は、Instagram @thepubulicorganicofficial@colours_tokyo をチェックしてみてくださいね!

佐川理佳

2013年に独立。クールでモダンな女性像を表現するヘアメイクを得意とし、雑誌・広告・ブランドビジュアルなど幅広いフィールドで活躍中。

2013年に独立。クールでモダンな女性像を表現するヘアメイクを得意とし、雑誌・広告・ブランドビジュアルなど幅広いフィールドで活躍中。

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Gina編集部
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私たち最愛のモノトーンコーデ。とりわけ強すぎたり、地味な印象になりがちなのが「黒」の装い。
そんなとき、ファッションとのバランスを調節する役割を担うのがメイクです。メイクの足し引きでトータルバランスを整えながら、さらに色や質感などの旬の要素をプラス。
「黒」を着る日こそ、メイクの更新が必要なんです!

そこで、Ginaでもお馴染み、大人気ヘア&メイクアップアーティストの笹本恭平さん @kyoheisasamoto から「黒を着る時のファッションとメイクのバランス」を教えてもらいました! 

今回は冬の定番・黒タートルの印象を変えたいときのメイク。眉毛に立体感を出して、強さとメリハリを出す方法とは?

メイクやアイテムの詳細はGina  Webにてチェックしてみて✔︎

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