Hi Everyone!
2023年も1か月を過ぎてしまいました…本当は書きたいネタは沢山仕込んでいるのですが、新年早々、色々と師走の続きのように追われるように日々が過ぎてしまい、なかなか言葉と向き合う時間が作れておりませんでした…というわけで、まだ、世界の雪が溶け切らないうちに本題です。
2023年のアウトドアはじめは、雪山HIKEでした。私にとって、はじめての経験です。
目的はそう、パワースポット。
おめでたい感じの富士山。
新年早々に高みを目指すことの意識の高さ。
いいじゃないですか。
普段は「パワースポット?何か本当に影響あるの?」と疑りぶかい私もお正月だけは別です。
お正月は何か「いいこと」をしたいのです。
なぜでしょう?
こういうのは理屈ではないのです。
このブログを読んだ方も、きっとパワースポットの波動が伝わるはずです。
最後まで読めばきっと明日はいいことあるでしょう。
ちょっと眠りの質がよくなったり、飲んだコーヒーが味わい深かったり、
忘れ物をしないで一日を終えることができるかも。
信じるか信じないかは、あなた次第。
さあ、読み進めましょう。
さて雪山ハイクをするには気合と防寒具だけではいけません。
まずは準備として「チェーンスパイク」を購入しました。そして熱々のお湯が保てる魔法瓶。
チェーンスパイクとはタイヤと同じで靴にスパイクを付けることで滑らないようにするあれです。軽アイゼンというものもあります。登る山や傾斜、レベルなどみて買い分けるのですが私はビギナーだし、今回の山はそこまで大雪ではないことと、厳しい山ではないゆるっとハイクを想定したコースでしたので、チェーンスパイクにしました。3000~5000円くらいで手に入ります。私が勤める会社には揃えのない商品で、他社名を出さなくてはならない状況ですので詳細は割愛します。(大人の事情!)
今回は山梨県の富士山の眺望で有名な「三ツ峠山」を登ります。
メンバーは、前職の先輩たち。
私は前職は実は某外資系の広告代理店に勤めておりまして、当時はまったくお互い違う部署で名前は知っているけど交流はない・・・というお兄様方でしたが、最近、こちらのチームに登山ブームが起きているということを聞きつけ、パーティーに入れてもらいました。広告代理店の人たちというのは本当にフレンドリーなのです。好奇心旺盛なのです。山にも海にもいっちゃうパワフルな人たちなのです。アウトドアブランドに転職した私を、本当に優しく迎え入れてくれるイケおじ&イケ兄&イケ女たちです。
人生とは、色々な出会いがありますが、かならず線でつながるものです。切れたと思った縁も、続かなかったと思ったことも、今に必ず繋がっている。30代をすぎるとそういうありがたみとか、不思議な経験が増えてきませんか?私はふだん寝る前にそんなことを反芻したりしています(だから眠りが浅い)前職では、人生の中核になる素敵なご縁や経験を沢山いただきまして、辛いことも多かった代理店営業という仕事でしたが、あれはまた人生のひとつの山登りだったなと思います。
さて、いざ、入山。準備運動を行います。HIKEファッションも人それぞれですね。青やカーキが人気のようです。山は目立つ色をどこかに身に着けることが、大事です。遭難時に見つけやすいですからね。
「私はそんな遭難するほどの山には登らないし!」というそこのあなた。最近ではロープウェイで登れる山での救助隊要請が多いようですよ。そう、山は山なのです。たとえ数百メートルの丘のような山も、山なのです。
そして集合写真を撮ります。という人を撮ります。
序盤は雪なんてあるの?もしかして浮足立ちすぎた?というくらい、あたたかな山道をゆるっと歩きました。
そして、出ました。出た出た!
期待通りのアイスバーンです。
みんなでチェーンスパイクや軽アイゼンを取り付けます。
登山はソロハイクは別にして、パーティーで動く時は、団体スポーツのようで私は楽しいです。リーダーがいて、休憩時間やペースを仲間とあわせながら調整したり。体力や水分補給もむやみにやるのではなくて、色々と自分の身体と向き合って考えて調整したり。なんだか部活みたいです。(それよりは全然ゆるいけど)だから、大人になってまた青春をしたくなるとみんな山に行くのかもしれませんね。
さて、はじめてのチェーンスパイクを装着しての登山。
完璧です。アイスバーンもなんのその。ガシガシ歩けます。楽しい。
ただひたすら上ります。
ここで急ですが、私の雪山HIKEコーデをご紹介。
ご覧の通り、中腹までくると山肌も雪で覆われ、足もとはアイスバーン。日陰になると顔にまとわりつく空気もツキーンとした寒さ。寒さ対策重視で、コロンビアのオリジナル蓄熱反射テクノロジー「オムニヒートインフィニティ」を裏地に搭載した防水ジャケットで挑みました。雪山に白ジャケットは少々シロクマ現象がおきてしまい、決しておすすめではないのですが、黄色のザックを目立たせてみました。
さて、頂上まであとすこし、というところで絶景に合いました。
こんなに綺麗は富士山を2023年早々に見てしまって、もう私は最強です。
ここは頂上ではないので、さらに登ります。
あまりにも絶景が続くので、たびたび足がとまります。日本は山に囲まれた国。山に登っていると、別の山が見えるのです。それが違うの県の山だったりと、眺めてるだけで、空を超えて、想像を超えて、視力を全力で使い果たしながら旅ができるようです。あの山はきっとあそこだ、あの山脈はあれにちがいない。誰も正解がわからないまま知識を披露します。いいんです。それが楽しいのです。なにせ絶景なので、小さいことにはこだわらないのです。
さあいよいよ、頂上です。
つきました。
てっぺんからすこしくだったところで、ランチタイム。とはいっても…。冬のハイキングは止まるととにかく寒い!さぶい!歩いてるほうが温かいのです。なので、ランチもさくっとが基本。インスタ映えな山飯をメスティンやバーナーを使って調理する心の余裕はございません。アウトドア好き=寒さ耐性があるというわけではないのでね。
そこで重宝するのが、こんなに長時間たっていても、早朝の台所で熱湯を流しいれた魔法瓶です。この時点でもまた熱々。カップラーメンに流しいれ、余ったらインスタントコーヒーにも流し入れられます。
そんなこんなで全員ほぼほぼカップラーメン。日清様、素晴らしい発明をありがとうございます。
そんな日清様と、コロンビアはコラボ製品を出していますので、要チェック:EAT OUTSIDE | NISSIN Cup Noodle x Columbia コラボ第二弾
ところで、ハイキングとは頂上につくと疲れがとれるもので、この瞬間に「また山に登ろう」という達成感を味わってしまいます。また下山した後、こうやって笑顔でバイバーイをすると、次はいつどの山にいけるかなあと想いを馳せてしまいます。
ど、ど、ど、どーぱみん。(バーバルの声で再生された人は同年代です)
「どうして山に登るの?」
「そこに山があるから」
というのはよく山好きを揶揄?するような会話として紹介されますが、きっとそうなんでしょうね。
なぜ前に進むのかって、そこに道が広がってるからだし、なぜ食べるのかってそこにご飯があるからで。なぜ山に登るのかって聞かれたら、そこに山があるからとしかたしかに表現できません。
質問者の意図にはきっと色々含まれてるのでしょう。
「なんだかとても体力を消耗しそうなことをなぜわざわざするのだろう」「服も持ち物も、街では使えないものが多そうなのになんでわざわざ高いお金を出して揃えてまで登るんだろう」「登って下るだけで何が楽しんだろう」
そうですね、人それぞれの価値観があるので、一概にいえませんが、私自身、山登りの経験があまりない友人からたまに問いかけられます。
「山登りって楽しいの?」「蘭ちゃんって運動部でもなかったし、体力あるほうにみえないのによくやるね!」などともいわれます。
でもそういう質問者にもこういう経験はあるはず。
飛行機にのって異国の景色を見たいという気持ちになったことがある。あるいは夏の花火を見に行きたいという若い時代もあったことでしょうし、話題のスイーツを食べたいとコンビニにむかったことがあるかもしれません。あれは肌が韓国女優なみに光るらしいという化粧品を知り、くまなくリサーチをしたうえでお金をかけたこともあるかもしれませんし、ディズニーランドのチケットをとってお子様と楽しむ休日もあることでしょう。あるいはお子様と少し離れた時間をつかって、旧友との時間を楽しむ1日を作って自分らしくいられる時間を確保する方々も心の健康のためにと増えていますよね。飛行機にのって遠くに旅にいくのにも体力やお金はつかうし、スイーツを食べに行くのだって時間も準備も必要です。ディズニーランドは正直、私は今回の山登りと体力や疲労感はほとんど変わらないのでは?と思ったりもします。
正直、アウトドアや山登りもそういう気持ちと変わらないのかなって思います。
あの地球のでっぱりに登ると何が見えるんだろう?
あの服を着るとどのくらい暖かいんだろう。
地上で食べるおにぎりと、標高500メートルを超えて食べるおにぎりは味が違うのかなあ。
スマホをみないで、イヤホンはずして、マスクとって思いっきり鼻から息を吸って思いっきり口から吐き出して体の中を循環させたいとか、そもそも大人になって友達と集まるのがカフェや居酒屋で少しまんねりしてきたし、近くの公園は混んでるし、ちょっと違うことをしてみるか。。。
なんて、そんな好奇心から一歩踏み出すことが、アウトドアを楽しむ秘訣かもしません。
大変なことをわざわざしに行く人はいません。好奇心の答えを探しに、あるいは自分が自分らしくいられる時間を作りに、そしてちょっと人の喧騒から離れたい。そんなことがきっかけの人が多いのではないかな。あとは写真映えなことをしてSNSにのせて充実した休日を自慢したい!も立派な動機です。(私はこの動機が大きいです笑)
もっと私の友人がアウトドアを楽しむ一歩を踏み出してほしいな。
アウトドアブランドに勤めて5年たちますが、いつもそう考えてマーケティングやコミュニケーションをプランニングしていても、なかなか多くの方のこの誤解をとくのは難しいことだなと感じています。
Gina読者の周りの皆様はどうでしょうか。あなた自身はどうでしょうか。山登りをはじめとしたアウトドアに対する印象や気になる点などいろんな意見を聞いてみたい。
そして、長くなりましたが、新年一発目の私のゆるゆるな山日記が、
どなたかに「山ちょっと登ってみようかな」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
もしくは、身近な人やお会いできる距離にいる方でしたら、ぜひ仲間になってください!
パワースポットのおすそ分けもできていますか?
ちょっと目が疲れちゃったかもしれませんが、外をながめて青空をみて、遠くの山をみてください。日本であれば、遠くを見れば必ず山が見えるのって素敵ですよね。
更新頻度が劣った分、これから頑張ってコンスタントに、ちょっと短めのものもふくめてアップしますね。
See ya♡
Ran