私が「ARGITAL」のグリーンクレイが好きな理由

編集長の栗田です。

仕事柄、様々な化粧品を試しレビューを書いたり、オススメの商品を紹介したりしていますが、その中でも私が好きなブランドのひとつが「ARGITAL（アルジタル）」です。アルジタルと言えば、何と言ってもグリーンクレイが有名。今や当たり前となった“クレイ美容”の火付け役でもあります。

“クレイ”と一言にいってもいろいろな種類があり、特にアルジタルの“グリーンクレイ”には他とは違う自然からの大きなエネルギーを感じています。
原産地はイタリアのシチリア島。約1600万年前はまだ海の底だったところが、長い長～い年月をかけて地殻変動を繰り返し、隆起し私たちの前に現れたのが、現在アルジタル社の採掘場にもなっているシクリの丘です。1600万年前……!?!?　もはや想像を絶しますがそれが今目の前にあるなんて、本当に奇跡的ですよね。まさに地球からの贈り物です。
そこからこだわりの製法で採掘され、様々な工程を経て作られた製品は化学肥料や農薬、防腐剤などを一切使用していません。数々の手間と、創設者でもあるジュゼッペ・フェラーロ博士の“人間とすべての植物への愛”が存分に込められているのです。

定番の使い方はやはりフェイスパック。顔全体にペーストを塗って3～5分後、洗い流すと思わず「ふぅ～～～」と大きな息をつきたくなる心地良さ！　毛穴汚れや古い角質、余分な皮脂を取り去ってくれます。パウダータイプであればそのまま浴槽に入れて入浴剤のように使用すれば、エステ気分のクレイバスに。
私は仕事が忙しく、頭も体もフル稼働しているようなときのクールダウンや、大事な予定がある前日のスペシャルケアとして使うことが多く、とにかくパワーをもらえるお守りのような存在です。

そして意外と知られていないのが、実はクリームなど他の製品にもグリーンクレイが配合されているということ。今私がリアルに愛用しているスタメン4がこちらです。

［左から］透明感やハリ不足を感じるときはイランイランクリーム、皮脂トラブルや突然ポツンとできてしまったときにバードッククリーム。脚のむくみを感じたらフットクリーム、毎日のデリケートエリアのケアにはニアウリクリーム。
種類がたくさんあるので、肌悩みやシーンによって使い分けるのがオススメ。毎日のスキンケア時間の中で肌と対話をしながら、そのときの状態に合ったものを、その都度チョイスしていくというのが私流のケア方法です。

先日、コロナ禍以降久しぶりに来日したフェラーロ博士とお話できる機会があったので、気になっていたことを聞いてみました。ここ最近の日本の猛暑、また世界的にも異常気象の今、グリーンクレイが枯渇したり成分に影響が出たりする心配はないのでしょうか？
「今年はまったく雨が降らずにカラカラの状態。いつになく乾燥した夏ですが、こんなことではアルジタル社のクレイは何ともないですよ！　大丈夫、安心してくださいね」
笑顔で答えてくださった博士のお言葉を聞いて一安心……グリーンクレイがなくなってしまったら本当に困っちゃいますからね！！

私がアルジタルが好きな理由はいくつかありますが、ひとつは“自分の肌・髪・身体をつくるものは安心できるものを選びたい”という想いから。決して「絶対オーガニックじゃなきゃダメ」というわけではありませんが、自分が使っていて心地良いと思うものを選びたいと思っています。
もうひとつは、関わる方々の人柄にあります。フェラーロ博士始めアルジタルスタッフのみなさんは誰もが製品作りにとても真摯に、非常に熱意を持って取り組んでおられ、何よりも自分たちの製品を心から愛しているのが伝わります。

みなさん温かくて、心から健やかな気持ちの良いオーラの持ち主。作る側の気持ちって、例えば胎教のように、物にも伝るような気がしていて……だからこそこんなハッピーな方々が作っているんだから、商品もきっと良いはず！と思えるし、何だか安心して使えますよね。
そしていつもおだやかで会うと誰もが癒される、愛溢れるフェラーロ博士にパワーの源を聞いてみました。
「私は自分の仕事が好きなんです。日々何かを考えたり研究をしたり、それがこの仕事の面白いところです。やはり“何かを探し続ける”ということに、やりがいと“人生の意味”を感じ、仕事を通じてその意味を忘れないように意識しています」

いろいろなコスメが手軽に買える時代。自由に選べるようになった反面、自分に合ったものがなかなか見つけられないという声をよく聞きます。そういったときは、ブランドの背景を調べてみるというのもひとつの手だと思います。どこの国のものなのか、どういった成分を使っているのか、ブランドのポリシーは？　効能は？

商品を丁寧に選ぶことは自分の肌を知ろうとすることであり、それがより効果を感じることにもつながります。効果を感じればスキンケアもがもっと楽しくなる！　美肌への道はそういった一歩からなのかなと思います