今回お邪魔したのは「SHIMA」の人気美容師として活躍後、独立。2020年にトータルビューティサロン「RUMIKA」を中目黒にオープンし代表・美容師として活躍する金子瑠美さんのお宅。心までも整うようなスッキリとした空間づくりをぜひご参考に!
金子瑠美さん
RUMIKAオーナー・39歳
□間取り…1LDK
□入居年数…半年
□賃貸
自然と心が静かになる洗練された癒し空間で自分らしいひとときを
──ヘア、ボディ、フェイシャル、インナーケアと、トータルの同時施術が可能で1日でケアが完結できるという、忙しい女性にとっては超絶うれしいトータルビューティサロン「RUMIKA」を運営。働く女性の味方でもあり、ご自身も経営者として忙しく働く金子さんは、半年ほど前に都内の人気エリアにある、この新築マンションに引っ越してきたそう。
「いろんなお部屋を内見する中で、入った瞬間に一番イメージが湧きました。他にもカッコイイ家もあったけど、一番私っぽい気がして」。
─そんな自分のインスピレーションに従った家選びは正解。仕事とプライベートの切り替えが上手くできるようになったのだとか。
「意識しているのは、仕事から帰宅したときにリラックスできるような空間づくり。部屋全体がごちゃごちゃとした印象にならないように、白ベースに、色を少し入れるくらい。テーブルもクリアやガラスを選んで圧迫感のない広々とした部屋に見えるようにしています。掃除がしやすいように、なるべくスッキリときれいに保つようにしているんです」
──と語る通り、一歩部屋に入ると心が静かになるクリーンな洗練空間が。シンプルながら良い塩梅でフェミニンさもあってセンス抜群! どうやらその秘訣は細部にまで自分の“好き”に妥協のないインテリアやアイテム選びにあるよう。
「いつか買い換えるだろうという想定で無難に手頃なものを買っていた時期もありましたが、最近は“ずっと好きで長く愛用できそう”と思えるような良いものを吟味。大きな家具は少しずつ買い揃えて、タオル、パジャマなど、ほとんど人に見せることがない部分でも自分が心地良いと思えるものを選んでいます」
──さらにオフモードのスイッチを入れるために香りも活用。
「香りは欠かせないもの。部屋の至るところに香りを置いて深くリラックスできるようにしています」
LIVING
右から、マルティノ・ガンパーのスツール、ロナン・ブルレックのポスター、シェイカーボックス、カッシーナのガラステーブル。
ロナン・ブルレックのアートで彩りをプラス。
丸みのあるマレンコ名作のソファが柔らかな印象を与えてくれる。
「ここで食事をしたりお酒を飲む時間が楽しみ」。
USMハラーのキャビネットの上には、アスティエ・ド・ヴィラットのオブジェや食器、AWAJIのお香が。
フロスの照明の隣には、最近購入したヴィンテージの食器棚。おおやぶみよさんや山田隆太郎さんの器、地元・熊本の天草の作家のものなど、お気にりの食器をラインナップ。
KITCHEN&DINING
白いテーブルクロスがダイニングをパッと明るくする。壁掛け時計はジョージ・ネルソン。
「よく使う物はすぐ取れる位置に。ごちゃつきがちなものは無印良品のラタンバスケットへ」。
お皿やコップは2つセットで並べて統一感を。
サンペダルのブレンドソルト、SOLSOL SEOULのセサミオイルなど、身体に良いオシャレな調味料が並ぶ。
vol.2ではベッドルームやパウダールームをさらに深掘り! そして金子さんの日常に欠かせない「FASHION」な時間もご紹介していきます♡
Gina 2022 Fall
Photo_Sachi Katakaoka Edit&Text_Mio Nemoto ReEdit_Ayaka Ono〈Gina)