抜群のセンスでGinaのカバーをはじめ、数多くの企画のヘアメイクを担当する笹本恭平さん。そんな笹本さんが考える、“Ginaらしい”スタンダードメイクの掟を教えてもらいました。
教えてくれたのは…
HAIR & MAKE-UP 笹本恭平さん
ファッションとメイクのバランスを計算した“洒落顔”メイクが支持を集める。Ginaをはじめ女性誌のカバーメイク、また広告などでも引っ張りだこ。Instagram▷▷@kyoheisasamoto
Ginaメイクの掟_1
Ginaメイクで一番意識しているのはカッコ良さと抜け感
「カッコ良くて、カジュアルな抜け感があるのが、Ginaのアイデンティティなのかなと思っています。もちろんそれぞれ良さがあるのですが、日本はキレイめな正統派や甘いテイストが好きな人が多い。それに対して海外ではメイクも、大人っぽさやヘルシーな雰囲気が好まれます。そういう意味でGinaは海外の意識に近く、“カッコ良い”をずっと貫いている。メイクでもその雰囲気を作り出したいです」
Ginaメイクの掟_2
メイクで意志の強さを出したい。
例えば目元はしっかり作るとか、
どこかに必ず締まるポイントを
「Ginaならではのカッコ良い女性像に近づけるには、顔の中でどこか一箇所は必ず締めるポイントを作るようにしています。全部がボケボケにならないように! 以前は眉を濃く、印象的に作ることが多かったですが、最近は目元重視にバランスが変わってきています。黒マスカラを使うことも増えました」
Gina 2023 Summer
Photo_Yutaro Yamane〈TRON〉 Hair&Make-up_Kyohei Sasamoto〈ilumini〉 Styling_Miku Ishikawa Model_Lisa Oda Edit&Text_Kana Hirota ReEdit_Kanako Kurokawa〈Gina〉