私たち最愛のモノトーンコーデ。とりわけ、強すぎたり地味な印象になったりしがちなのが「黒」の装い。そんなとき、ファッションとのバランスを調節する役割を担うのがメイクです。メイクの足し引きでトータルバランスを整えながら、さらに色や質感などの旬要素をプラス。 「黒」を着る日こそ、メイクの更新が必要なんです。
今回もGinaでお馴染みの大人気ヘア&メイクアップアーティストの笹本恭平さんから「黒を着るのファッションとメイクのバランス」と題して、カジュアルな黒コーデの日に幼く見えたり、手抜きに見えないメイクを教えてもらいました。
カジュアルな黒服はパーツ盛りであっさり終わらせない
手抜きに見えたり、幼く見えてしまわないように、カジュアルコーデの日こそしっかりメイク感を。目元やリップなどの映えパーツを効果的に盛ってみて。
SASAMOTO’S VOICE
「一重や二重など目の形状問わず、有効活用してほしいのが下まぶた。アクセサリーで華やぎを足すように、ラメ入りの濃淡ブルーライナーを下まぶたにレイヤード。上下まぶたの重心が変わるのが新鮮です。ブルーで瞳も澄んだ印象に。」
A甘すぎず、程良く引き締まるくすみピンク。セルヴォーク ヴァティック アイズ 07 ¥2,200/セルヴォーク
B・C溶け始めた雪が朝日に照らされるような、アイスブルーの「ソー(thaw)」。夜に降り積もる雪をイメージしたネイビーの「アキュミレイト(accumulate)」。どちらも細かいラメ入り。アニヴェン カラーリングソフトアイライナー ソー・アキュミレイト 各¥1,540/ともにレザボア
how to make-up
①Aを上まぶたのアイホール、下まぶた全体にのせて陰影を付ける。
②まず淡色のBを下まぶたの目頭から目尻まで引き、その上に濃色のCを重ねて引き締める。
Gina 2022-23 Winter
Photo_Yasutomo Sampei Hair&Make-up_Kyohei Sasamoto〈ilumini.〉 Styling_Natsuko Deguchi
Model_Nanami Edit&Text_Kana Hirota ReEdit_Ayaka Ono(Gina)