アンニョン! 韓国好きライターの伊藤です。
韓国というとコスメやスキンケアなど、ビューティ事情が気になりますよね。青山にもショップがオープンした「TUMBRINS(タンバリンズ)」や日本人にも大人気の「NON FICTION(ノンフィクション)」など、ここ数年の間にフレグランス系に強いブランドがどんどん誕生しているKビューティ。ソウルに行くと「Aesop(イソップ)」や「LE LABO(ル ラボ)」など日本でも人気のあるブランドの店舗をよく見かけるので、韓国人は香りものが好きなのかな〜? と感じることも。
今回はソウルで乱立するフレグランス系ブランドの中でも、私が好きな日本未上陸の2つのブランドをご紹介します!
pesade(ぺサドゥ)
住所:서울 용산구 이태원로49길
2021年に誕生し、ハンナムドンに最初のフラッグシップショップを構えたこのビューティブランド。(最近、ソンスにも2号店がオープンした模様!)忙しなく流れる現代の世界で、日常的な場面で美を発見し採集する楽しみ、そして心に残るよう、その日常に彩りを加える香りをイメージして調合されています。
ベージュのファサードが洗練さを感じさせる外観に惹かれて入ると、そこにはオブジェのようなテーブルがあり、モダンでアーティスティックな世界観が広がります。
ブランドデビュー当初のラインナップはMid Mountain、The New Error、In Hindsightの3つの香りで、全てハンドクリーム、パフュームがあり、今はハンドソープとボディソープの展開まで。デビューシリーズは少し重ための香りが好きな方にハマるんじゃないかなと思います。
私が愛用しているのはMid Mountain。この冬もハンドクリームをつけるたびに、どこのブランドのものか聞かれました♡ ウッディなパチュリに花の香りを加えた深めのフレグランスで、ユニセックスでも楽しめそうです。
最近、新しい3つのフレグランスがデビューしたのですが、先日渡韓した際には2Fに専用のフロアがオープン。
Oud Blond、De Nude、An Seenというホワイトを基調にしたボトルのシリーズですが、どれも女性らしさがあり上品で素敵な香りです。
ちなみにハンナムドンのショップには語学堪能なスタッフの方がいるので、韓国語がわからなくても安心してショッピングが楽しめます!
KINFOLK NOTES(キンフォーク ノーツ)
アメリカのライフスタイルマガジン「KINFOLK」からインスパイアされた、スローラグジュアリー&ビューティブランド「KINFOLK NOTES」。
フラッグシップショップはソンスにあるのですが、GWに渡韓した際はハンナムドンにポップアップショップがあったのでふらりと寄ってみました。(すでにポップアップの期間は終了)
「香りで書く私だけの話、スローリチュアル」をテーマに、パリの香りと韓国ビューティからインスピレーショを受け、デンマークでデザインされたプロダクト。このブランドのアイテムがアジアで買えるのはまだ韓国だけだそう。
アイテムラインナップはハンドクリームと香水、ローションとウォッシュ。4種類から始まったフレグランスのバリエーションは今や8種類、そして期間限定の香りもあるようなので、ぜひお店に足を運んでみて。
韓国でベストセラーとなった〈neutral scent, The Grey Area〉という香りのハンドクリームが人気すぎて、長い間欠品していたのですが(実際、私も昨年お店に何度か足を運びましたが、いつも入荷されず香りだけ楽しんでいました笑)ついに入荷していたので購入♡ 気温が上がるシーズンでも重くならない、ジェンダーレスにつけられる香りです。
どの店舗もクリーンで洗練されたムードと余白を感じられる空間づくりが魅力の「KINFOLK NOTES」。
さまざまな街でポップアップをよくやっているようなので、ぜひ渡韓前にインスタでチェックしてみて!
Text&Edit_Moe Ito