12月。
これでもかと街が煌めいて
みんなどこか忙しそうな、
この感覚がとても懐かしい。
この4年は、オーストラリアで真夏のクリスマスを過ごした。
サンタはサーフボードに乗ってくるし
お店は大体クローズしている。
ショッピングモールはもちろんのこと
スーパーでさえもクローズ。
することといえば、
もっぱら キャンプか、ホームパーティー。
家族や親戚が集まり
どこか日本のお正月を連想させるような温かい日。
この時期、ショッピングモールでは
真夏に分厚いコートを着たサンタが
ビーチサンダルを履いた子供と一緒に写真撮影をしている。
日本のようなムードはないが、
これはこれでおもしろい。
過ごし方やムードは違えど
この時期の世界共通なことがある。
それは
” 大切な人を想う時間が増える “
ということ。
一年の締めくくりに向けて
家族や、恋人、友人と過ごす時間が増える。
クリスマスには
大切な人の喜ぶ顔を想像してプレゼントを選んだり、
なにかと、忘年会というワードが飛び交い
例えば、会社の外では会ったことが無い人とも
乾杯ができる。
今年も一年ありがとう、と
直接顔を見て言えるチャンスがたくさんある。
今年はいい一年でしたか?
どんなことが嬉しかったですか?
誰の顔が浮かびますか?
終わり良ければ全て良し。
昔からある言葉や風習には意味があります。
2022年もあと10日を切りました。
日頃お世話になっている人には
しっかり感謝を伝えて年を越したいものです。
さて、今やテレビや企業がこぞって盛り上げるクリスマス。
すっかり定着した恋人たちの日のイメージ。
一体クリスマスは何の日なんだろうと
ふと、冷静になる自分もいるけど
それでも、
街でクリスマスソングが流れていたら
年の瀬を感じて暖かい気持ちになるし
イルミネーションを見たら
綺麗だと心が躍る。
そして寒いクリスマスは、やっぱり良い。
大好きな人へ、愛を伝える一日を。
クリスマスだし。ね。
隠してる会いたい気持ちも、
出しちゃったりして。
だって、
クリスマスだし ね。
メリークリスマス。♡
_ 家族みたいな人たちと。
廣田瞳
Instagram @hitomi_hirota