Ginaがスタートした2011年から12年間、変わらず提案してきたカッコイイ女性像。それを体現し続けてくれたモデルたちは、時代の変化を受けながらも、自分のスタイルを貫く芯の強さがあります。彼女たちが揃って口にしたのは「自分の好きなこと、やりたいことに真っすぐに。そしてそれを精一杯楽しむこと」。今回はリアルGina世代、そして夢を少しずつ形にしているemmaさんに夢を叶える秘訣を教えてもらいました!
Vol.1はこちら>
新しい家族のような存在が未来へのモチベーション
――もうすぐ迎える30歳。節目の歳ですが、これからの人生をどう描いていきたいですか?
「今のモチベーションは家族ですが、それも30歳までかな。大切なことに変わりはありませんが、依存し過ぎず、方向転換していこうと考えています。特に今はブランドを一緒に立ち上げたパートナーだけではなく、新しいスタッフが増え家族のような存在が東京にも少しずつ増えていて。その子たちが働きやすい環境を作れるように、経営者としてさらに邁進していきたい。ブランドをもっと成長させたいというのが大きな目標です。洋服作りも一生懸命やっているので、『ER』が“emmaのブランド”という側面だけでなく、ひとつのファッションブランドとしてフォーカスされるようにしたいと思っています。立ち上げてから大変なこともたくさんありましたが、その度にブランド愛もスタッフ愛もどんどん増していて。会社をもっと大きくして大切なものを守っていきたいです。ただ私はどうやら忙しいのが好きな性格で(笑)、仕事を詰め過ぎないように気を付けたいです。プライベートを充実させられるよう時間を取るなど、バランス調整も課題です」
――同世代のGina読者にもメッセージをお願いします。
「30歳を目前にすると悩みがたくさんありますよね! 仕事はこのままでいいのかなとか、結婚やプライベートのこととか……すごく不安になったりしますよね。私も一緒です。アドバイスはできないのですが、私の周りの30代の人たちを見ているととても楽しそう。そして女性の艶とか大人の余裕とかを兼ね備えていて。そういう方たちを見ていると、30代になることが楽しみでもあります」
――emmaちゃんも悩むことがあるんですね。
「私はモデルとして表現するときは、Ginaのようなカッコイイ世界観が好きなのでその印象を持たれやすいみたいで(笑)。インスタライブなどでぽろっと吐露した発言に対してファンの方から、意外! という反応をもらったり、初めてお会いするスタッフの方に、私がよく喋ることに驚かれたり(笑)。読者のみなさんと同じように、私も不安を感じたり、くじけたりすることがたくさんあります。一緒にたくさん悩んで一緒に大人になっていきましょう!」
Gina 2023-24 Winter
Photo_Ryuji Sue〈See〉 Styling_Yui Kato Hair&Make-up_Kyohei Sasamoto〈ilumini.〉 Model_emma
Cooperation_BACKGROUNDS FACTORY Edit&Text_Moe Ito ReEdit_Mie Takenouchi〈Gina〉