母になっても変わらない怜香さんはまさに、私たちが憧れる“新しい母親像”そのもの。そんな怜香さんの子育てにおけるルールとは?
RULE:1 「子供のために」という考えはあえて持たない
親子だけど自分と子供は違う人間だから、こちらの価値観を押し付けず相手を尊重したい。だから自分は自分、ひばりはひばり。彼女を自分の子供ではなく、一人の人間として接するようにしています。例えば友達に思い通りに動いてとは求めないのと同じように、子供だって私の思い通りに動かないのが普通。そう思うからこそ気持ちも楽です。
RULE:2 子供を一人の人間として尊重する
私が育児でイライラすることが少ない理由を挙げるとしたら、無理に娘に合わせてないからかも。休日も昔と同じように自分のやりたいことや行きたい場所を優先していて、彼女にはそれに付き合ってもらってありがとう、という感覚です。「あなたのためにしてあげたのに」と押し付けたくないし、期待することもないからストレスも溜まらない。
RULE:3 保育園用品はモノトーンで統一
保育園の服や持ち物もシンプルでミニマム。気に入った服を数枚ずつ買っていて、基本毎日ワントーンで同じスタイルです。スティーブ・ジョブズ的な。
まわりのお友達とは少し違いますが(笑)、選ぶ手間も省けるし、スタイリッシュでカワイイとも思っています。本人が、「これが着たい」と言うようになったら、もちろんそれを優先しますが今のところはこのままで。
RULE:4 まわりに迷惑をかけること以外はNOと言わない
例えば寝る時間が少し遅くなっても、多少好き嫌いがあっても、そんなことは人生においてほんの小さなことでしかない。自分達は自由にしているのに、娘にだけこちらの都合でNOと言うのは違うかなと思います。
育児において盲目にならず視野は広く持って、気兼ねなく話せる友達のような関係になれたらと思っています。
RULE:5 いろんな固定概念に捕らわれない
母親になり、母だからこうしなきゃってことはやっぱりないということを実感。着たい服を着るし、アクセサリーも付けるし、インテリアも変えていないけど今のところ何の問題もない。子供がいるいないに関係なく、ただ心地良くいたいからこそ、一般論に流されず、これからも自分にとって本当に必要か不要かを考えていきたいです。
RULE:6 たくさん愛を伝える
普段仕事で忙しくしているからこそ、保育園に預けるときや眠る前など、「ママはひばりのこと大好きよ♡」とはっきり言葉で伝えたり、できるだけいっぱいハグをしたり、愛情表現は欠かさないように。“あなたのことが大切”だってことを感じてもらいたくて。
Gina 2022−23 Winter
Photo_Takahiro Otsuji Edit&Text_Kanako Kurokawa(Gina) ReEdit_Ayaka Ono(Gina)