「あか抜けないし、今っぽくもならない」と思いながら、毎朝鏡と向き合っている人も多いのでは? そんなメイク悩みを持つ読者を救済すべく、Gina webでは『読者変身企画』を開催! プロのヘアメイクが読者メイクにビシバシと愛の鞭を打ち、なりたい自分に変身させちゃいます!
教えてくれたのはROIヘア&メイク・甲斐 美穂さん
Ginaをはじめ、様々なフィールドで活躍するヘア&メイクアップアーティスト。トレンド感のある洗練された“洒落顔”づくりが得意。
Instagram ▸ @_______kaimih0
お悩みFile01 常に“戦闘モードON”なギャルメイクを今っぽくアプデしたい!
【SHIORIさん(34歳)のメイクのお悩み】
「顔のタイプのせいかメイクがナチュラルに盛れないのが悩みで、ついあれこれ足し算してしまいます。もっと抜け感のある頑張り過ぎていない雰囲気になりたいです!」
改善ポイントはココ!
甲斐さん「SHIORIさんのメイクは全パーツが100%でつくられているので、やり過ぎていて正直古臭い印象です。“頑張り過ぎない今っぽい顔”になるには、各パーツを20%くらいに抑えた引き算メイクを意識することが大事。特に気になるベースと目元をメインに、トータルで100%を目指す気持ちでメイクしていきますね!」
使用したコスメは『RMK』のアイテム
今回のメイクはいかに素肌やパーツをナチュラルに引き立てられるかがカギ。RMKならベースメイクには透明感を、目元やリップなどのパーツには洒落感を出せるアイテムが揃うので今回のメイクにぴったりです。
1|脱のっぺり顔! メリハリと透明感のある【ベースメイク】の作り方
BEFORE
甲斐さん「全体的にしっかりとつくり込まれたベースメイクはキレイだけど、隙が無くどこかのっぺりした印象に。時間の経過による乾燥崩れも目立っていたので、ライトで肌馴染みの良いアイテムでベースをつくっていきます。下地で透明感を仕込み、パーツごとにアイテムや塗る量を変えてくすみやニキビなどの肌悩みをカバー。ヘルシーな印象の肌に仕上げていきます」
HOW TO
2|色選びとバランスを重視した【ニュアンスカラーアイメイク】
BEFORE
甲斐さん「赤みのあるカラーをアイメイクの基調にすると、どうしても派手な印象になってしまいます。ナチュラルな仕上がりを目指すならブラウンやベージュなどのニュアンスカラーがオススメ。その場合、アイラインやマスカラでしっかりと締めるのが大切です。自分の目の形に合わせて使うアイテム選びや塗る箇所を調整してバランスをとってみて」
HOW TO
作り込んだ感ゼロのナチュラルな【大人の洒落顔】へ
AFTER
BEFORE
完成したメイクはこちら! 透明感のあるベースメイクと、使うカラーをベージュ系で統一した抜け感のある目元で、全パーツ100%だった “頑張り過ぎ顔”から、余裕のある大人顔にガラッと印象が変わりました。
HOW TO
眉はaの★で眉尻の毛だけを馴染ませ、毛が足りないところはbで描き足す。地の毛流れを活かすことで抜け感が生まれる。リップはcを全体に塗ってティッシュオフするという工程を2度繰り返す。ブラウン系のリップはツヤがあるとマダム感が出てしまうので、セミマットな質感に。ヘアは固めのバームを髪全体に馴染ませ、前髪は9:1で分ける。スクリューブラシで前髪の産毛を出しつつ流れを整え、最後にスプレーで固める。
メイクを終えた、感想をどうぞ!
「自分にはがっつりしたメイクしか似合わないと思っていたので、パーツメイクに関しては少ないプロセスでもこれだけ決まって見えるんだなという新たな気付きがありました。普段のメイクは色で遊ぶ感じでしたが、カラーの服を着る日は今日してもらったメイクのようにカラーレスに寄せてみるとか、自分の個性は大事にしつつも、これからもいろいろ試してみたいです! この年になって新しい自分に出会えてとってもうれしいです」
SHOP LIST
RMK Division 0120-988-271
アングリッド 03-5447-6531
Photo_Shohei Yokoyama〈t.cube〉 Hair&Make-up_Miho Kai〈ROI〉 Edit&Text_ Kanako Kurokawa,Ayaka Ono〈Gina〉