【読者が変身！】強さと抜け感のメリハリで洗練された大人のあか抜け顔に

前回も大好評だった『読者変身企画』の第2弾！　毎日のメイクに悩むGina読者を救済するため、今回もプロのヘア＆メイクがビシバシと愛の鞭を打ち、なりたい理想の自分に変身させていきます♡

教えてくれたのはROIヘア＆メイク・甲斐 美穂さん

Ginaをはじめ、様々なフィールドで活躍するヘア＆メイクアップアーティスト。トレンド感のある洗練された“洒落顔”づくりが得意。
Instagram ▸ ＠_______kaimih0

お悩みFile02 脱・童顔＆田舎感！ 都会的な大人顔になりたい

【みきさん（31歳）のメイクのお悩み】

「顔が童顔で低身長なのもあり、どうしても幼く見られてしまうのが悩みです。31歳になり、フリーランスになったので仕事でも信頼されるよう、自立した大人の女性という印象を見た目からつくっていきたいです！」

改善ポイントはココ！

甲斐さん「みきさんの場合は、眉毛の形を変えることで印象が大きく変わりそう！　今は整えていない状態の眉にメイクを足しているので、眉間の幅が狭くアーチ状の形になってしまっているのが子供っぽく見える原因の一つです。あか抜けて見せたいなら、生やしっぱなしはダメ、絶対！（笑）　あとは、まぶたが重たい印象なのでコスメのカラー選びですっきりと見せられるように改善していきましょう！」

使用するコスメは『アディクション』のアイテム

Ginaスタッフも御用達の「アディクション」は、一気に洒落顔に導く頼りになるアイテムが揃います。エッジの効いた絶妙なニュアンスカラーのアイテムが多く、洗練された大人顔を目指していく今回のメイクにもぴったり。

1｜あか抜けへの第一歩！　意志の強さを引き出す眉メイク

BEFORE

甲斐さん「眉の形が顔の印象を決めるといっても過言ではありません。眉を変えるだけで自分のなりたい印象に近づけるので、“なんかあか抜けない……”という人はまずは眉から変えてみて。今回は幼さをなくすため、アーチ型の眉をストレート眉に。眉の底辺に一本まっすぐなラインを引いてガイドをつくることと、眉山を外側にとることで、意志のある印象にシフト。コントラストが生まれて目元もはっきりします」

HOW TO

➀眉間や眉頭のまわりの無駄な毛を処理する。aの左のカラーをブラシに取り、眉下に沿ってラインを引き、ガイドをつくる。全体は眉頭以降～眉尻→眉頭の順に描き、眉頭が濃くならないようにする。さらにaの右側で眉全体の隙間を自然に埋め、aの2色を混ぜて眉山をつくる。眉山は元の位置より外側に描いてストレート眉に。

②眉マスカラで眉の色を整える。bを寝かせて持ち、眉頭以降から眉尻に塗る。眉頭はbを写真のように立てて持ち、毛を立たせるようにのせてふさっとした立体感を出す。

2｜目元は引き締めと抜けのメリハリが肝！　

BEFORE

甲斐さん「みきさんは二重だけどまぶたが重たく見える印象。現状のように明るいハイライトベージュのアイシャドウだけで仕上げると腫れぼったくなってしまうんです。締め色を使って目元を大きく見せつつ、ワンポイントでラメを置いて洒落感を演出していきます！」

HOW TO

➀aを二重幅に濃いめに塗って、上部に広げるようにぼかしてグラデーションっぽく。b-4とcをブラシにとってブレンドしつつ二重幅に細めに重ねる。b-1は上まぶたの中央にだけのせ、ラメでツヤ感を足す。dで上まぶた全体にインラインを引き、目尻は目の形に沿って軽くハネさせる。

②b-2とb-3をブラシでとって混ぜ、下まぶた全体に塗る。細いブラシでb-4を取り、黒目の下から目尻までまっすぐラインを引く。目元を締めると同時に、錯覚で目が拡張して見える効果も。カラーは赤みのあるブラウンで目力を引き出します。

③eを上下のまつ毛に塗る。アイシャドウで目元を強調したので、マスカラはブラウンで柔らかさと抜け感を出してバランスを取る。

 

意志の強さが垣間見える【洗練された大人の女性】へ

AFTER

BEFORE      

完成したメイクはこちら。眉毛と目元に強さを足したことで、どこか幼さの残るコンサバ顔から洒落感のある都会顔に！　

HOW TO

ベースメイクはaを鼻まわりと頬、眉間、顎先に塗って肌をフラットにし、bを顔全体に塗布。肌より明るいcは輪郭の際を避けて顔全体に塗ることで自然なシェーディング効果になり、立体感が生まれる。dのパウダーは大きめのブラシで顔全体に塗り、セミマットに仕上げる。クマや鼻まわりの赤みはeのコンシーラーでカバー。fとgはハイライトとして使用。目の下の内側にはfを、黒目下から頬骨にはgを塗り、最後にfを目の下全体に重ねることでチークレスでも血色感と透明感のある仕上がりに。リップは、hを唇全体に直塗りし、iを中央にのみタップするようにレイヤードして立体感のある唇に。ヘアは前髪をざっくりと分け、自然に立ち上げるようにアイロンで癖づけ。オイルとバームを混ぜ、髪全体にツヤを足して完成！

メイクを終えた、感想をどうぞ！

「ここ数年、メイクのアップデートがほとんどできていなくて。いつもは無難なブラウンやピンク系のコスメを使うことが多かったのですが、カーキのアイライナーや、ニュアンスカラーを使うことで顔が一気にオシャレになってびっくり！　あと、眉毛って……重要ですね（笑）。自分に似合う眉に変えるだけでもかなりあか抜けた感じになったので、今日の眉メイクを維持できるようにして、これからはいろんなコスメを試してメイクを楽しみたいと思いました！」

SHOP LIST
アディクション ビューティ 0120-586-683
アングリッド 03-5447-6531

Photo_Shohei Yokoyama〈t.cube〉　Hair&Make-up_Miho Kai〈ROI〉　Edit&Text_ Kanako Kurokawa,Ayaka Ono〈Gina〉