私たち最愛のモノトーンコーデ。とりわけ、強すぎたり地味な印象になったりしがちなのが「黒」の装い。
そんなとき、ファッションとのバランスを調節する役割を担うのがメイクです。メイクの足し引きでトータルバランスを整えながら、さらに色や質感などの旬要素をプラス。 「黒」を着る日こそ、メイクの更新が必要なんです。
今回はGinaでもお馴染み、大人気ヘア&メイクアップアーティストの笹本恭平さんから「黒を着るのファッションとメイクのバランス」と題して、冬の定番・黒タートルの印象を変えたいときのメイクを教えてもらいました。
眉毛に立体感を出して、強さとメリハリを
冬になると制服のように着る頻度が多い、ベーシックな黒タートル。ありきたりな印象になるのを回避するには、+1コスメの投入で簡単イメージチェンジ!
SASAMOTO’S VOICE
「マニッシュな雰囲気に振りたいときは、眉毛を主張させます。パウダーで埋めるより、マスカラで毛自体を太くする方が立体感が出ます。」
A 毛並みを際立たせ、黒でボリューム感をプラス。ラカ ワイルドブロウシェイパー 02 ¥1,540/イェップス 伊勢丹新宿本店
B モーヴやピンクでつくる、ハンサムなまなざしが新鮮。メイクを一層楽しめる、色・質感違いの10色。ニューデップスアイシャドウパレット 06 ¥4,290/ヒンス
C 女っぽさを残しながら、目元を引き締めるパープルライナー。セルヴォーク シュアネス アイライナーペンシル 09 ¥3,080/セルヴォーク
D 柔らかさとブレない強さ、両方を感じさせるソフトベージュ。スック シアー マット リップスティック 14 セット価格¥5,500 スック
how to make-up
①Aで毛並みを立たせながら、黒の色みものせて眉毛自体を太く見せる。
②B-1を上まぶたのアイホール、下まぶた全体に。B-2を二重幅にのせる。目頭と目尻に影を付けるように横長に。
③Cで上下にインラインを引いて、ぐっと引き締める。
④Dは直塗りして、しっかり色をのせる。
Gina 2022-23 Winter
Photo_Yasutomo Sampei Hair&Make-up_Kyohei Sasamoto〈ilumini.〉 Styling_Natsuko Deguchi
Model_Nanami Edit&Text_Kana Hirota ReEdit_Ayaka Ono(Gina)