『本質を見極めるとは何だろう。』
この“本質”という言葉の意味を本当の意味で、体と心で理解できたのはつい最近の事。
先日1年ぶりに東京、第二のhomeに帰り友人や前職でお世話になった先輩、
STYLE MEMBERSで活動させていただく機会を与えてくださったGinaエディターの方。
短い滞在期間の中で、できるだけ会いたい人達に会ってきました。
私の中で東京=青春。
21歳で上京し、アパレル業界で販売員をしていた頃を懐かしみながら揺れる電車の中で思い出を振り返る。
いつもこの場所はキラキラしていて、ある意味孤独で、忙しなくて、色んなカルチャーが混ざり合う刺激的な場所。
毎回ワクワクとドキドキの気持ちで東京には戻ってきていましたが、今回は不思議な感覚を覚えました。
流れ歩く人々を目にしながら点々と気になるお店を回り、数年会っていなかったあの人やいつも近くで
話を聞いてくれていた友人、同僚の近況報告を聞いていると、たった2、3年、いや1年でも人の人生は大きく変わるということ。
いつも感じていたワクワクという感情は気づけばどこかにいっていて、現実をしっかりと見ている感覚。
全てが上手くいっているように見えていた出来事や人ほど苦労の方が多かったという事実。
逆に数年前に壁にぶつかってもがいていたあいつは立派な親として新たな人生を歩み始めていたり。
画面上ではなく生で人の人生の変化や本当の気持ち、葛藤している姿を目の当たりにしたときに
冒頭に書いた“本質”という言葉の意味が初めて腑に落ちました。
何に対しても忘れてはいけないのは本質を見抜くということ。
今や人の生活が可視化しやすくなったこの時代に
画面上の情報だけに流されない力、本質を見抜くということはとても必要な力なんじゃないかと思いました。
表面上で見えてる世界が全てではない。
人はみんな一つや二つ、トラウマや辛かったことを経験していて、それでも日々を楽しく生きている。
自分だけが楽しい訳でもないし、自分だけが辛くて悲しい訳でもない。
みんな一緒。
みんなそれぞれ日々戦いながら生きている。
これが解ると執着心や誰かと比較して落ち込むこともない。
そして情報過多の荒波にのまれずに軽やかに生きていくヒントは物事の本質を見ることにある。
今回の東京の旅は私にとってとても意味のある旅になりました♡
気付かせてくれた環境と人々に今日も感謝と愛を込めて。
今週も素敵な週となりますように♡
Instagram:@kasumi_yamaoka