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輝いているあの人に密着&インタビュー!フリーランスPR・上枝みどりさん


Gina世代憧れの輝いているあの人に密着&インタビューするこの企画。今回はファッション業界人からもファンの多いフリーランスPRの上枝みどりさんの仕事論と、とある一週間に迫ります。

人気ブランドのプレスからフリーランスに転身し活躍の場を広げている上枝さんが、仕事やライフスタイルでモットーにしていることは、無理をしすぎず自分らしさを大切にすること。Gina世代も学ぶべき格言です!

※ この記事はGina 2021-22 Winterの内容を再編集したものです。

大手アパレル会社からフリーに転身し幅広いPRを担当する人気者

今日は上枝さんが長年担当しているブランドのプレスルームへ。「洋服からコスメまでPRの分野は幅広いですが、愛着を持って広めたくなるようなブランドを担当しています」

フリーランスPR・上枝みどりさん

1986年生まれ・35歳。静岡県出身。大学卒業後、新卒で大手アパレル会社へ就職して販売員を経験した後、本社プレスに。その後ライフスタイルブランドの「エミ」の立ち上げ期からプレスを担当。現在はフリーランスPRとして活躍する。



大好きなファション業界は販売員からキャリアをスタート

———今旬なブランドをPRしたり、ウェブショップ『Intution(イントゥイション)』を立ち上げたりと、最近ますます活躍の幅を広げている上枝さん。ナチュラルで気取らないセンスとキャラクターで、実は編集部にもファンが多くて、ずっとお話を聞いてみたかったんです! まず上枝さんのキャリアから教えてください。

「そんなそんな! 私でいいんでしょうか!? でもGina編集部のみなさんがそう言ってくださるならうれしいです(笑)。新卒でアパレルの店舗の販売員をしていました。『フリーズショップ』って、ご存知ですか? 学生時代からあのブランドが大好きだったんです。それでもともとバイヤーやプレス職を目指していたんですが、そこの販売員として大手のアパレル会社に就職しました」

———「フリーズショップ! Gina世代より少し上のアラフォー世代にはおなじみのブランドですよね。西海岸系がトレンドでどこか海外の香りがするブランドで、当時はみんな"フリーズ"を着ていました!」

「本当にすごいブームでした! そこで2年間、販売員として本当に多くのお客様に接してきました。接客やお客様に求められるファッション、そして良い意味で女社会も学びました。立ちっぱなしだし、結構夜遅くまで働いたりと……忙しかったですけど良い経験です。それで2年目くらいのときにある雑誌のスタイリング企画にエントリーして優勝したんです。それがきっかけとなって本社のプレスアシスタントへ異動になりました。

そこから小物ブランドを含む、2ブランドのプレスアシスタントをしながら、プレスとしての業務を一から学びました。今でも仲良くさせてもらっているプレス業の友人の多くもこの頃からの知り合い。みんな20代の頃から本当にキャラが濃い仲間なんです(笑)」

ブランドがまさかの終了!? そこで大きな決断をすることに……

「念願のプレス業務に携わって2年目に残念ながらフリーズショップが終了することが決まってしまったんです。そのままだったら他のブランドや派生ブランドのプレスをする流れだと思うんですが、他のブランドを担当することが私にはピンとこなくて。そこで同じプレス職で転職を考え始めたんです。

ちょうどそのタイミングであるアパレル会社が新しいブランドを立ち上げるというのを聞いて。そのブランドのコンセプト『働く女性の足元をスニーカーに』というのを聞いて、真っ先に良いなと思ったんです。今でさえスニーカーのスタイリングは当たり前になっていますが、2015年当時、そんなブランドは他に無かったですし。なんだか働く女性を自由に開放するような素敵なコンセプトだなって共感したんです。

そして『エミ』のプレスとしてブランドの立ち上げから本当によく働きました。今までまったく詳しくなかったスニーカーについて勉強したり、ヴィジュアル作りやスタイリングも他に似ているもののないブランドだったので、一から自分たちで作り上げました。ヴィジュアルからカタログはもちろん、EC、オリジナルコンテンツの製作にも力を入れてきたので、4年間本当に忙しかったですね。」

———エミがあんなに短時間で唯一無二のサステナブルブランドになったのは、上枝さんなどのスタッフの頑張りが大きかったんですね!

「時代の流れにも合っていたんだと思いますが、いろいろ新しい挑戦をしたと思います。でもふと、ウェルネスなブランドのプレスの私自身があまりウェルネスじゃないことに気づいて……。仕事ばかりで自分のライフスタイルはおざなりになっていましたからね。それがフリーランスとして独立するきっかけにもなりました」

「無理しすぎない」を優先するのもひとつの自分のキャラクター

——勢いのあるブランドを離れることに抵抗はなかったんですか?

「30代になって自分自身の生活をきちんと充実させたいと思うようになったんです。まずは自分の時間を確保して、ゆっくり今後のことを考えたいなと。それでもう少しまったり働ける会社に転職しようと話を進めていたんですが、友人から『フリーランスで自由に働いた方が良いのでは?』とアドバイスをもらい考え始めました。でもフリーってやっぱり不安があるじゃないですか。自分が一番驚いています」

———上枝さんって意外と保守的というか。この業界って独立意欲や上昇志向がすごく強かったり、ガツガツしている人が多いのに珍しいですよね。

「あまり無理したり、ガツガツするタイプではないかもです。20代の頃、よくプレスなんだから自分のキャラや個性を出して目立った方が良いと言われました。でもそうやって作ったキャラクターって違和感があって……。無理しないと、頑張らないとは違うと思うんです。求められた仕事に対しては全力で返したいですし」

———そんな自然な感じが上枝さんらしいし、さらっと仕事で打ち返してくれる信頼感も一緒に仕事をしていて心地良いんですよね。そんな上枝さんがGina世代にアドバイスをするとしたら?

「矛盾しちゃうけれど(笑)、無理せず頑張りすぎず、自分のペースで楽しむこと。大きな目標も大切だと思うけれど、仕事は目の前の小さな作業と選択の積み重ね。もし選択に迷ったら好きだったり、心がときめく方を選びながら、コツコツ積み上げたらきっと良い方向にいくと思っています。こんなアドバイスでいいのかな?」

———飾らない素敵な笑顔で答えてくれました。


上枝さんにとって仕事とは??

仕事とは筋トレみたいなもの! やらないと身体がたるむように人生にメリハリが無くなっちゃう。しんどいときもあるけれど挑戦して頑張った分だけ返ってくると思っています。


上枝さんの1週間に密着!

フリーランスになったことでさらに幅広く活動しながらも、きちんと自分の時間を確保できるように。無理しすぎず心地良いペースで働く上枝さんのライフスタイルを見せていただきました。

MONDAY|クライアントさんの会社へ出向いてミーティング

PRを担当するブランドのシーズンの打ち出し方や展示会についての打ち合わせへ。普段よりフォーマル感を出したコーデにしました。

TUESDAY|最近はSNS関連のPRも増えています!

展示会や発表会だけでなく、インスタグラムの運営も大切な仕事。インスタ用の写真撮影やキャスティングの仕事も最近増えています。

WEDNESDAY|大好きな八雲茶寮で朝茶をいただきます

情緒溢れる空間とお料理でいつ来ても優雅な気持ちにさせてくれる八雲茶寮。朝茶はお茶とペアリングされたお粥がいただけます。

THURSDAY|担当ブランドの展示会は大好きな時間です

フリーになって以来担当しているブランドの展示会へ。着ると高揚感に包まれる、デザイン性のある洋服が揃っています。

FRIDAY|同業の友人達と外苑前のガル エデンに集合

金曜日はアパレル関係のお友達と青山や外苑でディナー。ガル エデンはアットホームでナチュラルワインも豊富でお気に入りの一軒。

WEEKEND|週末はお家時間を大切にゆっくり過ごします

平日は何かと外出することが多いので、週末は無理せず家で過ごすことが多いんです。掃除してお香を炊いてお花を飾って寛ぎます。

仕事の相棒、紹介します!

グリーンの小物を中心にシンプルで最低限なものだけ

名刺入れを新調したくてボッテガ・ヴェネタのグリーンを中心にお財布は同じくボッテガの黒に。ケースティファイのケースはなんとなくTKGのロゴを(笑)。エアポッドケースはメゾンドサブレ。

バッグの中には水筒を冷温2種類持ち歩いています

常にメールのやり取りをしたり、リリース作成などをしているのでパソコンや筆記用具は欠かせません。ハイドロフラスクの水筒にはホットのごぼう茶。KINTOの水筒にはお水を入れています。

Gina 2021-22 Winter

Photo_Kazuo Onodera   Edit&Text_Kanako Sato ReEdit_Ayaka Ono(Gina)

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