そういえばずっと前に通っていたあのお店、しばらく行ってないな。
…とりあえず近場に似寄りのお店はあるし特に生活に困る訳ではないからわざわざ行かなくてもいっか。
また時間のある時に。。
そうやって行動範囲が段々と固定されていき、決まった場所をぐるぐるとする毎日。
それも悪くない。
人の脳は変化を嫌うようにできていると聞きます。言い換えると現状を保とうとする。
身体の仕組みでいうと、体温を一定に保つために暑い日には汗をかいて体温を下げ、寒い日には身体を震わせて体温を上げようとする。
心の動きで例えるとこういう働き。
『決まったことをする方が安全。
もし変化をして失敗したら嫌だからこのままでいい。
新しい道は何が起こるか分からないから怖い。それなら通いなれた道を行こう。』
これは生命を守るために備わった防衛本能からくるものだそう。
ですが、人生においてこの脳の仕組みに従い続けると日常のマンネリ化が定着するどころか人の成長も止めてしまいます。
日常に心なしかワクワクしたり、ある日には良い緊張感が生まれたり。そしてこれからの未来を自分の手で切り拓いていくんだというドキドキ感。
一度きりの人生、せっかくならこういうバイタリティのあるワタシでいたい。
何か大きなショックが起こると一定期間身体も心も動かしていく気力はなくなってしまいますが、
一旦落ち着くことができたら自分への約束事を必ず守ってあげたり、実生活を送っているこの場所から少し離れて心と身体を開放することもおすすめです。
ほんの少し、生活圏内から距離を置いただけで思っていた以上にリフレッシュができる。
気付かなかった自分の本音に気づけたり、現状を俯瞰して見ることができたりする。
何度も記事では似たような事を書かせていただいていますが、現代社会を生きる人たちが100%中何%満足して毎日を送っているかの率はかなり低いものです。
その理由は自分を労わってあげられていないことも割合として多く含まれている。
『セルフラブ』
ヨガインストラクターのお仕事をさせていただく上で私はマインドを重視しています。
自分の心がどう感じているのか、頑張りすぎてないか、思考が急ぎすぎていないか等。
病は気からという言葉もあるように、気持ちに不調が現れると身体の調子も崩れてくる。
そんな身体に影響を及ぼす自分の心と向き合うきっかけになればと“自己愛”をテーマにしたリトリートイベントを行うことにしました。
ありのままの大自然に圧倒され、ゆったりとした時間を過ごす旅。
情報だけに限らず、異常気象などの外的要因も心の不調とつながります。
だけど、どんな環境であってもセルフケアと自分の意識や行動でコントロールができるのなら、どのタイミングからでも今日という日を特別なものに変えていける。
今週も愛ある週を♡
Instagram @kasumi_yamaoka