“こんな綺麗な景色を見たのはいつぶりだろう”
住み慣れた街、いつもの仕事、ルーティーン。
肌に当たる風が冷たくなった10月の末。
ある休日、見て見ぬふりをしていた部屋の中の気になるところを徹底的に掃除しました。
空気が一新されて気分もいい。
この日は天気も良かったので部屋の中で休みが終わるのはもったいないような気がして、友人を誘い夕陽を見に行ってきました。
タイミングはバッチリ、ちょうどこれから陽が沈むベストタイミングでスポットへ到着しました。
太陽を中心に視界いっぱいに広がるオレンジ色の空、少し上には横一体に伸びる雲、下には永遠と横長く続く広い海。
とても感動的で心打たれる景色でした。
そういえば夏が過ぎて自然を感じる機会を作れていなかったなぁと沈む夕陽を見ながら思っていたら
『すごく綺麗ね』
隣で同じく夕陽を見ていた女性に声を掛けていただきました。
『今日は昨日よりも夕陽が綺麗よ』
他にもそのスポットでは定期的にイベントが行われていること、その当日は先着で芋炊きが配られるということ、ほんの少しの時間で色々と教えていただきました。
地元に居ながら知らなかった初耳で嬉しい情報。一歩外に出ただけでこんな出会いがあるとは。
なんだか一瞬で心が温かくなりました。
マザー・テレサの名言にこんなことが書かれてあります。
『あなたに出会った人がみな、最高の気分になれるように
親切と慈しみを込めて接しなさい。
あなたの愛が表情や眼差し、微笑み、言葉にあらわれるようにするのです。』
冒頭に書いた“こんな綺麗な景色を見たのはいつぶりだろう”
それは感動的な夕陽と出会った彼女の存在。
まさに親切と愛を感じた時間でした。
心のゆとりをもって、私自身も誰かの記憶に残るような愛ある人になれるように。
そんなことを思った休日。
今週も実りある1日を♡
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