実はGinaとは同級生!? 2011年のGina創刊当時からお世話になっている、高園あずささんの“二拠点生活”の様子をお届けしてきた本連載ですが、今回が寂しくもラスト。最後は高園さんから、Ginaを読んでくださった愛する皆さまへのメッセージで締めくくります。
[NEW DUAL LIFE! vol.12]二拠点生活でも通い続けたい! 大阪・東京の行きつけスポット
この連載のお話しをいただき、早1年。
今回で13回目の記事になりました。
そして、紙でのGinaが一旦終了となる今月で私の連載も最終回となります。
Ginaとは長ーいお付き合いで実は同級生。
Ginaが創刊した2011年は、私もちょうどアパレルの世界に足を踏み入れた歳で、当時、レディースブランドのプレスとしてまだ右も左も分からない頃から取材や撮影、タイアップでの経験を積ませていただきました。振り返ると当時の可愛い写真やスタイリングのことをたくさん思い出します。
いつも引き込まれるGinaの世界観。そんなGinaという雑誌で付録を何度も監修させていただいたこともとても良き思い出。
時代は流れ、情報源は紙媒体からネット媒体へとシフト。今ではSNSの力が絶大な時代となりました。変わりゆくこともたくさんあるけれど、変わってほしくない昔の良さもたくさんあるものです。
どちらの時代も見てきた私たちにとって、現代の良きところは取り入れながらも、昔を知っているからこその経験値はきっと強みになること。その思いと共に現代社会で自分でなければならない唯一無二の仕事をしていくこと、そして自分の「好き」や「個性」を見直し味方にしていくことは今、とても大切だなぁと実感しています。
今の若い世代は“安定”を求めるとよく聞きます。
もちろん自分の中での大事であれば、それも良し。
でも“好き”を仕事にして、追求していくことは、この上ない喜びと他にはない幸せがあること。それを是非感じてほしいな、と個人的には強く思います。
私は会社員を辞め、フリーランスとして働くようになり二拠点生活という新しい選択をしてきた経験からの、自分の目線での物事をこの連載で多く発信してきました。
「普通」や「当たり前」という言葉や固定概念に縛られがちな日本ですが、自分の幸せや自分にとって心地よいスタイルは他人には決められないこと。
私のスタイルは、もしかしたら他人からしたら疑問に思われることもあるかもしれません。でも私と夫婦、そして家族にとってそれが幸せのカタチであればそれでいい、という思いを軸に、特に子育て・家族の在り方・夫婦という面に関しては他人と比べることなく、自分達の幸せのカタチを常に追求しています。
結果、私たち夫婦は家族が大好きで、家族が癒しの場となり、自分自身の人生を諦めることなく貪欲に歩んでいます。
子供も1人の人間。
大人も1人の人間。
それぞれを尊重しつつ、私たちの未来は明るいと信じて。
まだまだこの二拠点でのスタイルを楽しんでいきたいと思います。
この連載は今回で終わりとなりますが、Ginaの他にはないカラーが大好きですし、今後も新しいカタチで関われることを楽しみにしています。
Ginaに恥ずかしくないカッコイイ自分でいられるよう、これからも自分の人生を愛し、楽しんでいきたいと思います。
読者の皆さまも、本当にありがとうございました♡
text_Azusa Takazono Edit_Mio Nemoto、Ayaka Ono〈Gina〉
高園あずさ
1989年9月24日生まれ。佐賀県出身。2014年〜2021年まで、Ungridクリエイティブディレクターとして活躍。2022年に独立。現在はアパレル、ビューティ、空間プロデュース、コンサルなど活動の幅を広げている。2022年春より、東京と大阪を行き来する二拠点生活をスタートさせた。
1989年9月24日生まれ。佐賀県出身。2014年〜2021年まで、Ungridクリエイティブディレクターとして活躍。2022年に独立。現在はアパレル、ビューティ、空間プロデュース、コンサルなど活動の幅を広げている。2022年春より、東京と大阪を行き来する二拠点生活をスタートさせた。